犬派の人は言います。
犬はなつくし、従順で遊び相手になってくれる。
それに比べて猫は芸をするわけでなく、ボールや
ネコじゃらしでじゃれはするが自分勝手で気分次第で気まぐれでしか相手をしない。
人間に対して犬は伴侶動物として活躍してくれている。
介助犬、盲導犬、警察犬、救護犬、番犬に羊などを見張る牧羊犬や狩猟犬。
対して猫は人間に有益なことをしているかと。
猫派の人は反論します。
自分勝手で気まぐれな猫こそ社会で神経を擦り減らしている
人間を癒してくれる。猫の体を撫で撫でし、のどをさすったりしているだけで愛おしい。
無愛想だけど猫も飼い主の声を聞き分けるということが
東京大学研究チームで実証されたとか。
まあこの東京大学研究チームたるところが何を目的のところかは分かりませんが。
また、イタリアのメッシーナ大学での研究で
ペットの猫は飼い主に似て来るということを発表しています。
飼い主が暴飲暴食して太ってくると飼っている猫もそれに応じて
同じように太ってくるとか。
猫は飼われているうちに飼い主の生活習慣を真似るようになり、
飼い主が社交的かどうかも飼っている猫に影響を与えるように
なるということが研究で明らかになったということです。
この研究がどういう結果をもたらすかは不明ではありますが、
勝手な猫君も飼い主に似てくるとは面白い話です。
結局は猫も犬も人間にとって良きパートーナであり
素晴らしい伴侶動物です。それでも捨てられた犬や猫は
多くいます。
飼うには家族としての認識と一生面倒を見ると言った覚悟がいります。動物も歳が行けばボケもするし
人間と一緒で介護を必要とするときも訪れます。
しかし、そうすることで人間としての心のふれあいもやさしさも
また再発見できるのではないでしょうか。