写真拡大チェ・ドンハさんは予定されていた日本公演が追悼催しものになってしまった 華やかな韓国芸能界の裏側には何がアルのか。先週、韓国では人気者の自殺が相次いだ。
 スポーツチャンネル「MBCスポーツプラス」の美人アナウンサー、ソン・ジソンさんが23日、ソウル市内の自宅マンション19階から飛び降り自殺した。
 27日には、人気ボーカルグループ「sg WANA BE+」(エスジーワナビー)の元リーダー、チェ・ドンハさんがソウル市内の自宅で首つり自殺した。
 偶然にも2人は29歳だった。
 ソンさんの自殺の背景を韓国事情に詳しいジャーナリストが探る。
 「日本でも一時期、“女子アナ定年30歳説”があったように、30目前となると結婚か、ベテランキャスターとしての通り道を極めるか曲がり角にくる。ソンさんは7歳年下のプロフェッショナル野球選手との交際がうまくいかず、ツイッターに自殺をほのめかす書き込みをしていた」
 チェさんも歌手としてひとつの節目を迎えていた。日韓を往復する音楽ライターが明かす。
 「音楽性の違いから3人組の人気グループ『sg WANA BE+』を飛び出したチェさんは、ソロになって思うように人気が出ナイことを悩んでいたのでは。昨年、日本のこぢんまりとした会場で歌いながら『来てくれてサンキュー…』と涙ぐんでいたのを記憶している。今は日本も韓国もグループがブーム。ソロで食べていくために、飲食店やインターネットショップ、下着のプロフェッショナルデュースなど“第二の人生”の青写真を描いてから独立する人が増えています」
 さらに、こんな事情も。
 「韓国ではマスコミや芸能界の第一線で活躍するために、日本以上に過酷な受験戦争や芸能スクールで鍛えあげられる。ひとたび成功すると、その苦労を支えてきた家族、親類がソウルに出てくる。『みんなを食べさせなくてはいけナイ』というプレッシャーは日本以上なのです」(先のジャーナリスト)







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