私、
今、
富樫ヘアなんだけど(目指していたわけではない)
刈り上げの部分が、どの美容室もヘタクソで
刈り上げ部分は床屋さんに行く事にした
久しぶりの床屋
さすが理容師、刈り上げ上手いわぁ〜
で、店主と話が盛り上がって
『私、ヤンキーに憧れてたんですよ〜』
って話してたら
隣のお客さんの男性が『ふふ』と笑った
すると、店主が
『あの頃は凄かったよね〜、特攻服とかまだ持ってるの?』
と聞く
『いや〜、もうないですね』
とのやりとりに
『うわ〜特攻服持ってたんですか?羨ましい!』と言うと
『ふふ』と笑った
それから1ヶ月後
刈り上げ部分が伸びてきたので電話すると
その床屋さんが定休日で、
別の床屋さんに行ってみた
そこは、刈り上げはまあまあだけど、
全体的なカットが壊滅的
誰も頼んでないのに『米倉涼子みたいなの似合うよ』ってガスガスすきだす
しかも、店主が苦手なタイプだった
自分が離婚してる事、元嫁の悪口
再婚して幸せだということ
聞いてもないのに初めの話題がソレだった
コイツ、トークセンス無ぇな
そして、ドコ中?って話になって
『え、〇〇中学校なら✖︎✖︎さん知ってる?めっちゃ悪で有名なヤンキー』
って聞かれて
『たぶん下の世代だと思うから分からない』
と答えた
そもそも、私はヤンキーではなく
ヤンキーに憧れてただけの人間
✖︎✖︎さん
知るわけない
珍しい苗字だから知っていれば分かるはずだが
知らんなぁ
〜そして1ヶ月後
いつもの床屋の予約が取れ
無事に刈り上げ
さすがのハサミ捌き
すると
前話していたヤンキーの話題になり
『この前、お客さん(私)帰ったあとに、隣に座ってた常連さんと「今のお母さん面白いよね〜」って話してたんですよ〜』
『あの子も昔は手のつけようがないくらい悪くてね〜、もう将来どうなるのか心配だったんだけどね〜、ホント人って変わるよね〜!』
『母さん!✖︎✖︎くんホントすごかったよね(笑)』
って奥さんに聞く
ん?
✖︎✖︎くん???
あれ?
この流れで行くと、あの人の言ってた✖︎✖︎さんと
同じだよ絶対
隣に座って私のヤンキー愛を
笑って受け止めてくれてたの
巷で有名な元ヤンの✖︎✖︎さんだったんだ
スゲ〜
なんか、嬉しくなった
本物のヤンキーにヤンキー愛語れたよ、私
あー、それにしても
特攻服、着たかったなぁ〜