仕事として考えた場合、地方で働くフリーランスのディレクターっていうのは本当に非効率で利潤の少ない生業だと常々身に染みております。

時給換算は到底できないですし、割には合わないかもしれない。制作進行なんてつかないので、何でもやらなければなりません。

カイシャにデスクがあるわけではなく、私などはずーっと家で、リビングテーブルの一角でオフライン作業してるので、夜も昼もなく、とにかく終わるまでが仕事、という時も多々あります。

基本、めんどくさいです、大抵の作業が。

そして、儲からない。

たくさん稼ぐにはたくさん仕事をすればいいんですが、たかだか1人のディレクターが請け負える仕事量にはおのずと限界があるので、地方で仕事するフリーランスのディレクターでウハウハ儲かるってことは実際少ないかも。

他のディレクターのことは知りませんよ、あくまでも私の実感。

でもねぇ〜、何ていうの?

へりくだって言うならば、
こんな野良犬の私(謙遜w)が、
公共のテレビで、自分の思い描く番組を
(もちろん様々な制約はありつつだが)
作らせてもらえる、作ることを許されているのは何てありがたいことだろう、と。

その感謝を忘れずに、与えられた枠で最大限に、もっともっと暴れるぞ。

出来上がりが良いのは当たり前のことで。

少しはみ出そう。意表突いていこう。

(何だこの長文)