EPSON R-D1・・・欲しい欲しいと思う事数年。
来る日も来る日も思い憧れてきましたが、ついに手にする事ができました!
2004年発売の世界発のデジタルレンジファインダーカメラです。
EPSONがライカM8の2年も前に本格的な距離計連動Mマウントのレンジファインダーデジタルカメラを商品化してしまっています。
EPSONとコシナの協同開発ということで、世界初の本格的デジタルレンジファインダーカメラが日本の長野県産という点がとても誇らしいです。
たった610万画素のAPS-CサイズのCCDセンサーで、なおかつ定価が約28万円!!。2004年の発売以来、時代遅れのスペックも変えずにR-D1Xというマイナーチェンジモデルがいまだ現行モデルというとんでもないカメラです。
コシナ・フォクトレンダーBESSAがベースカメラと思われていますが、似ているのはデザインだけでボディやパーツのほとんどがR-D1だけのためのオリジナルだそうです。
このカメラの素晴らしい点はとにかく本格的なレンジファインダーカメラである所。
フォクトレンダーBESSA R3Aを愛用しているのですが、使用感はほぼ同じでフィルムをCCDセンサーに変えたらR-D1になりました!というほど良く似ています。
嬉しいのが等倍ファインダー。
両目でパチパチ撮影出来ます!
APS-C換算が必要なので28mmレンズが42mm、35mmレンズが50mm、50mmレンズが75mmに変わるというデメリットはございますが、リコーGXR MOUNTやニコンDXでのAPS-C換算で慣れていた事と、幸いにも手持ちのLマウント・Mマウントレンズ群のストックが豊富なので、R-D1の入手は間違いなく自分にとっては最高の選択であったと思います。
610万画素の画質ですが、JPEG撮って出しでも非常に自然な描写です。標準フィルム設定ではネガフィルムで撮影したようにみえます。そしてフィルムがコントラスト、エッジ、彩度、色合い、ノイズで調節できるので、ポジフィルムで撮影したようにも調節可能です。もちろんカラー、モノクロの切り替えもできます。
RAWで撮影すれば1300万画素での現像が可能というおまけつき。これで大きなプリントも怖くありません。
このカメラの素晴らしい点はたくさんあるのですが、
第一に、デジタルカメラなのにフィルム巻き上げレバーがあるところ!!
ライカM8やM9では当然ありません。
デジタルカメラなのに、いちいちフィルム巻き上げレバーでシャッターチャージが必要なんです。
それが~一番大事~♪
フィルムカメラと同じテンポで撮影できるのがエエっすね!
そしてフィルム巻き上げノブダイヤルがジョグダイヤルとなっていて、メニュー選択時や撮影した画像チェック時にグリグリまわして使用します。
第二に、液晶モニターがひっくり返せるところ!
そして液晶モニターは23.5万画素と何世代も前のもので解像度は良くありませんが、くるりとひっくり返せば、まるでフィルムカメラと見間違えるように液晶画面が隠れてしまいます。
これは現行のR-D1Xでは液晶モニターが2型→2.5型に大型化されたが回転モニターではなくなったので、R-D1の方がよりフィルムカメラのテイストが色濃く残っているでの大好きな点であります。
第三に、等倍ファインダーで実像・くっきりの二重像。ここはBESSA R3Aからのまんま移植でしょうか?大好きな等倍ファインダーです。
入手経路について。
今回もヤフオク!での入手ですが、非常に格安で手に入れることが出来ました。フォクトレンダー15mmF4.5とセットでなんと¥79000での落札です。Yahoo!かんたん決済で入金という縛りがあったため、手数料が¥4000程かかってしまいましたが、それでもお安く入手する事ができました。
15mmのレンズというのがまた探していたレンズです。Lマウントで距離計連動しないのですが、15mmの外付けファインダーまで付いていました。APS-C換算で23mm相当の広角になります。
これはリコーGXRに装着して使用することにしました。少ししぼれば近接から望遠までピントの合う魔法のようなレンズです!
レンズがアベノン28mmF3.5です。
軍艦部のクロノグラフがこれまたすごいんです。
セイコーブライツの技術を用いた針式インジケーターです。
針式でフィルム残数、ホワイトバランス、電池残量、画質を表示します。
昔のニコンの35Tiでも同様の針式インジケーターがあったそうですが、これはすごいこだわりです。EPSONならではの真面目な遊び心に脱帽です。

裏蓋を ひくりかえせば ベッサかな・・・五七五で川柳のようですが、
この点も素晴らしい。
素敵なカメラ、レンズに出会えた事に感謝しております。

