庭にクローバーが生えている。その隣にクローバーに似ているがなんとなく違う草がはえている。このニセクローバーはなんだ?調査開始だ。




正体は「カタバミ」
 古くから日本全国に分布する雑草。なぜか人の家に生えやすい。クローバーより出会える可能性は低い。花言葉は「喜び」、「心の輝き」。

   日本では子孫繁栄や金運上昇、欧米では不運の回避や魔除けなどと結び付けられる。 

 夜に葉が真ん中で折れて、葉が半分なくなるように見えるため、片方喰(は)む→片喰みでカタバミの名前になった。
学名”Oxalis(オキザリス)”とはギリシア語で「すっぱい」を意味し、噛むとすっぱいことからついた名前らしい。

   カタバミの「踏まれても何度でも立ち上がる」姿は、繁殖力、力強さを連想させ、昔から武将の家紋として使われている。
田中姓に多く、日本で最も使用されている家紋である。



※カタバミ紋の有名人
稀勢の里、神田うの、藤子不二雄F、相田みつを、国木田独歩、3代目柳家小さん、田中正造、清水次郎長、長曾我部元親す