福島原発事故の問題 | 錦糸町店舗は、閉店ガラガラだけどブログは不滅です!

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今回の原発事故に関しては様々な問題を投げかけている。


当然、想定外の地震が原因とは言え、そもそも地震の発生は明確に予想できる程地震に対しての研究は進んでいないし、発生確率のものであろう。過去最大級という言葉を使っているがそれは逆に過去にそのレベルの地震があったということでもある。原発施設の危険性を考慮したならば、当然最大級レベルを想定した安全を担保した設計であるべきであるし、故障や事故までも想定した対応の方法を万全に完備するべきであろう。さらに、こうした設計や故障・事故の十分な担保が出来てないだけではない。作業員の負傷や避難指示が後手後手で被ばくさえ起っているのは、、事故が起こった場合の対応策も事前に明確にマニュアル化されていないことが原因ではないだろうか。


また、情報開示の方法である。政府発表、原子力安全・保安院・東京電力それぞれの情報があまり制御されないままに各々からでてくる。当然、情報操作や隠ぺい体制よりもましであるが、正確な情報を基本にパニック等を起こさないようにコントロールをしながらも迅速な情報開示が必要だろう。


そもそも、危険性の高い原発施設そのものに対しての可否も考えざるを得ないだろう。原発に対しての危険性に関しては、米国はスリーマイル島の事故でメルトダウンの危機を経験して2010年まで原発の建設を凍結しているぐらいだし、ロシアでのチェルノブイリの最悪の事故などその危険性は世界共通での認識である。


実際、日本でも過去にレベル2までの事故は8度、さらにレベル4の臨界事故も茨城県の東海村で起きている。当時、私は茨城に住んでおりかなりの危機感を感じたのを今でも思い出す。事故の多くは、管理運営の問題であり、管理の運営手法が問題の大半を占めているといえる。確かに地震が原因の事故は確率としては少なが、原発事故は減らすべき目標ではなくゼロにするべきものである。そう考えると、そもそも地震大国である日本において大きなリスクを持った原発を運用すること自体に問題はないだろうか。地震での事故としては、今回だけではない。中越沖地震では事故により操業停止をしている。今後、原発自体を根本から考えるべきであろう。


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