この夏最大の思い出は・・・

今月はニューヨーク出張があり、その前後バタバタしていたら、あっという間に6月も明日で終わりですね。えー、2017年ももう残り半分やないかい！

早すぎる！！それだけ2017年の前半が濃密だった証拠・・・。

「23階の笑い」の地方公演の最中にニューヨークの出張が決まり、それから慌ただしく準備や打ち合わせをしていましたが、あっという間に6月8日の出発日が来て、確か直前は徹夜して空港に向かった事だけ鮮明に覚えています（笑）。

今回は、今後の作品に関する打ち合わせとトニー賞の取材が主な目的で、あまりフリータイムはなかったんですけど、すっごーーーく楽しかったなあ。初めて会う人達ばかりでしたけど、どのオフィスの方もみんな優しくて熱心で、いいミーティングが出来ました。

トニー賞は初めて生で拝見しましたが、もうやっぱりすごい！一流のエンターテインメントショウの凝縮版がそこにあるって感じで、ワクワクしっぱなし。大好きなケヴィン・スペイシー様を生で観れただけでも感激でした！

トニー賞授賞式のチケットは一般でもネットで買えるんですが、定価のチケットは発売5分も経たない内にソールドアウト。後は転売サイトにこれでもか、という位に出てましたが、2階メザニンの後ろでも10万円、オーケストラ（１階席）は２０万以上なんてザラ。びっくりでした。私はたまたま取引先の人が定価で買ってくれたので、なんと２階の二列目という素晴らしい席でした。とはいえ、定価でも５００ドルくらいするのですごいですよねえ。一生に一度の体験だと思って、買いました！

実はトニー賞の授賞式は観客にもドレスコードがあり、全員フォーマルが決まり。女性ならカクテルドレス、男性ならタキシードですね。背中や胸を出す勇気はなかったので、着物を持っていき、えっちらほっちら自分で着ました。

この着物のお陰で、授賞式後のガラ・パーティでは色々な人に声をかけられ、偶然にも衣裳デザイナーの人とも話が出来て、頑張って持って行って良かったと思いました。ちなみにガラ・パーティはプラザホテル地下のフードコートの貸切で、フリードリンク、フリーフード。シャンパーニュ、ワインはもちろんですが、キャビア、フォアグラ、ロブスター、蟹、カキ、中華、イタリアン、フレンチ、スシとまあ何でもござれで、さすが一流セレブのパーティは違うなあと感心しきり。

このフードコートは何せ入り組んでいるので、なかなかお目当ての俳優に会うのが難しかったですけど、ひっそりと奥でマーク・ハミルが飲んでいたと翌日知り合いから聞き、ショックでした。会いたかったよ～～。ジョシュ・グローバンやレイチェル・ベン・ジョーンズには逢えましたよ！

まあ、そんなんでこの夏の一番の思い出のトニー賞のレポートはこちらでも書きましたので、良かったら是非読んで下さいませ。こちらはかなり固い文章で書いております（笑）。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/061400786/?rt=nocnt

この夏、お薦めのブロードウェイの作品についてはまた書きますね！