忘我の境地というものがある。
もうひとつは、弛緩のひととき。

相反する二つの感覚だけど、どちらも幸せだと思う。

好きな絵を自由に描いているあいだは忘我で絵のことだけ夢中でやっているし、かたや子どもが寝ている間のホットコーヒー、これも深い幸せだなあと思う。

先日テレビで、ヒカキンなる方がでてらした。娘にきくと、有名人らしい。
YouTubeで面白いことしてる、ユーチューバー。

彼の自宅が取材されていたのだけど、もう、YouTubeに動画アップするための自宅なんですね。
冷蔵庫の中の食べ物も、動画ネタの激辛ソースぐらいしかなくて…

なに食べてるかといえば、「コンビニ弁当」とのこと。

もう、動画楽しくて食事は二の次なのだそうです。

たしか、ビルゲイツ氏も、好きな食事は「マクドナルド」。

忘我という言葉のあるとおり、好きなことに夢中になってるとき、ほかの欲望はスッカラカンに消えてるんですね。

これ、よくわかる。

私の絵、稚拙な絵かもしれないけど、絵を描いてるときは…とくに風景画をしてるとき、脳との対話ですごく神経を集中させているので、食事も睡眠も生活も、「無くなって」しまう。
時間が止まっているような…不思議な感覚になるときがあります。

人類全てが、この恍惚を知ったら?
おそらく、食糧危機は無くなるんじゃないかな。
イモとかでもいいんだもん、ハラが膨れりゃ…

そんなこと考えてみたりして。

逆に弛緩の幸福は、五感の充実によるもの。
暖かい部屋。一人ですごすゆったりとした時間。味わい深いコーヒー。音楽。マンガとか。

これは相対的な幸福ですな。
物質的な豊さによるけれど、上を見たらキリがない。

今あるポジションに至福を得られたら…すごいラッキーなのかも。
私の場合、色んなコーヒー店でコーヒー試したけど、やっぱり一番好きなのがセブンイレブンの100円コーヒーなんだな…

宇宙の采配で、セブンイレブンのコーヒーが出現した!

くらい、ラッキー。

思いもよらなかった幸福が、次々もたらされている。

思考は具現化する、という言葉がありますが、思いもよらない至福も具現化してる…そう思う今日この頃なのでした。



…なんかまとまらんかった(笑)

クローバーまるっ!クローバー