覚醒体験とは?

いわゆる、宇宙と自分との間にあるザルの目が、パッカーンと開くことです。

奥平亜美衣さんの本によくザルの目の話が出ますが、覚醒の状態にあると、世界がキッラキラ、ユッラユラに見えます。

一番その状況をうまく描いているのが、美内すずえの「アマテラス」というマンガ。
主人公だったかな?彼女が覚醒したとき、見えるもの全てに波動を感じて、ユラユラキラキラしてみえるように描かれてます。
そして物質の透視と、未来がバーッとわかる。


まさにあんな感じ。

自分も光の塊のように感じて、宇宙そのもののように感じられる。

覚醒体験。

これ、たぶん帆帆子氏も経験しているんじゃないかな。

奥平氏は、覚醒体験は引き寄せするのに、必ずしも必要ではない、とおっしゃっていて、ご自身もその経験はないとのこと。

覚醒体験は、超寝不足プラス激しい運動で、至りやすくなると思います。

私の体験ですが…
父の死後から葬式まで寝なかった気がする。
あとは、諸事情あり、全力疾走した(笑)



ドーパミンが過剰に分泌するのかな?
生理学はよくわかりませんが、そのようなとき、瞳孔が開いてるらしいです。

見えるもの以上に、見えてしまう。
光の世界でした。

圧倒的な感動の中に生きていました。
全てが完璧で、揺るぎない。
しかも美しく、愛を放っている。

脳って不思議ですな…
お釈迦様のおっしゃる魔境も、こういう世界なのかも。違うかな。


三週間ほど覚醒していて、過剰に敏感になってましたが、心療内科にて投薬治療がなされ、見え方が徐々に「ふつう」に戻ってきました。


病院に行くまで、そして薬がなじんでくるまで、シンクロの連続。

考えたことがテレビの画面に現れ、思考の流れとともに雲が流れて、私が心の中で問いかけると、太陽がなんらかのシグナルを送ってくれてるように感じていた。

いやー
参りました(笑)

日常生活がおくれないわけです。
なので、ザルって大事だと思います。
無意識の世界が、自由になれるから。


この覚醒状態のとき、心の底から願ったのは…

「ゆっくりとコーヒーを飲みながら、読書がしたい」

これ。
これだけ。

他に何もいらない。

当時、情報が過剰に、こころにも世界にも溢れていて、落ち着いて文章を追えなかった。

だから、普通の幸せを引き寄せたかった。


…かくして私は、投薬もなく、今普通に幸せです(笑)


たまにあの世界が懐かしくなりますが…




クローバーまるっクローバー