今日は図書館から本を借りてきました。

直感でバババっと借りてくるのが好きなんですが、もちろんあたりハズレがあります。
しかし図書館なら無料ですから(笑)

ドンドン借りてきちゃいます。   

今回も数冊借りたのですが、これおもしろいこと書いてあった!


『ハワイ・南太平洋の神話』後藤明著 中公新書




これね、とても心理学的というか…
ユング的。

日本の神話、イザナギ・イザナミに似てる神話が環太平洋の島々に分布してるとか、ポリネシア人が貿易風に逆進してでも東へ進む…つまり日の出ずる方向へ、常世への憧れとともに、精神の創造性によって果たした航海がラピタ文化の急速な広まりの謎を解く重要な鍵であること…とか、ワールドワイドな内容でとても面白い!

実際の遺跡について述べたり、ハワイの神話と人間の心理や社会性、死についての共通概念など、イースター島から台湾の高砂族、そして日本人の祖である倭人まで、具体的な例をふまえて興味深く語られている。


何?これ…ムー大陸の関連の書物…?もしかして!なーんて、オカルト絡めて読めば興奮度も倍増します(笑)



しかし良書。

はじめの章にこんなことが書いてある。

「今、ハワイには半数以上を占めるような支配的集団というのはいない。皮膚や髪の毛の色、宗教、言語、生活習慣が異なる人々が共存している。ときには不幸な争いもあったが、若い人々は「ニューハワイアン」という意識を持って、文化・風習を学び合い、尊重しあって生きている。ハワイの子どもたちは春にはガールズ・デー、すなわち雛祭りと、イースター(復活祭)を共に祝うのを楽しみにしているのである。
多種多様な「色」とそれらの交じり合い。心の中の虹。これがハワイが「虹」であるという理由の第三なのである」


虹、私大好き(*´ω`*)

ホラ、温暖化とも言われてるけど、これは単に氷河期が急速に終了してるだけなんじゃないかなーと思ったり。

それでゲリラ豪雨とか言うでしょ?
これっていわゆる東南アジアのスコール。

つまり虹の世界が日本に進出してきてるって考えたら…


ちょっとファンタジーすぎるかしらん照れ
(でも最近、Twitterとか見てても、すごく虹目撃情報多い気がします)

とにかく読書は、浮き世のアレコレからひととき解放されるツールなのでした。
今日も本に救われたわー

ありがとう、本!

また図書館行こう~!



虹まるっ虹