Twitterで「保育園は子どもの利益が第一」とつぶやくと、
予想以上の反響がありました。
反応してくださった大多数は同意だったのですが、
中には「子どもが最優先」と言われると
辛くなってしまう保護者もいるようで、
どうしてそうなるのか考えてみました。
平成までは、
「自己犠牲を払っても、子どもの世話をすべき、特に母親は。」
という思想が根強く残っていたので、
それに苦しめられてきた母親は多かったです。
令和になると、
「いや、父親何してんねん!」
「母親が、仕事もしながらワンオペ家事育児とか無理ゲーw」
っていう、母親だけに負担を強いるのはおかしいという風潮になってきましたよね。
ただ、令和になったとは言え
私のように昭和・平成で過ごした時間が長い人だと
「子ども最優先」=「母親の自己犠牲を強いる」
っていう風に自動変換されてしまうので、
「子どもの利益が第一」と言われると辛いのかなと感じました。
確かに子育てって
睡眠時間は削られるし、
やりたいことも我慢しないといけない事があるんですが、
子育てしたから気づけた事や、
子どもから教えてもらう事も多いので、
子どもの利益を考えて行動していく中で、
大人側の考え方や生活が、
いい意味で変わってくるんですよね。
子どもを優先してあげる事って、
大人側も得られるものが多いし、
時間や労力が「奪われる」だけではないんですけどね。
まあ、今が辛いんだよ!っていう人には
綺麗事にしかならないと思いますが。