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福井あわら温泉グランディア芳泉で稲村雲洞先生の叙勲記念祝賀会へ参加した。
27年前東京支店を開設して以来の大切な恩人のお一人である。何も知らないポッと出の田舎者にいろいろご指導頂いたのが昨日のように蘇ってきます。           

稲村先生も47歳の時教職を投げ打って自分の腕を信じプロの書家として生きていく道を選ばれた。一番厳しい環境へ身を置き精進され押しも押されもしない現在の地位を築かれた。80歳を越されても今だ毎日、名刺大の本紙に般若心経をしたためられている、だれも真似のできないことです。

道中新大阪の書店で『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』安部芳裕著を手に入れ読破する。700円ほどの文庫本であるが私が今まで疑問に思っていた多くの事象に答えを与えてくれる名著である。今起きているサブプライム問題や不況の起きるメカニズム、テレビ報道、政治の現状これらがすべて一点でつながっている。

日本はアメリカの植民地である。民主的に決まっているように見える首相でさえアメリカの国益に沿うように決められている。右も左も彼らに操られている、マスコミもすべて彼らの言いなりのようだ。

この仕組みも壊れる時が近づいているのかも知れない。そうあってほしいと願っています。


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今日は早朝より4時間余り日課のウォーキングをする。

今月に入って、より実践的に遍路道に近い山道を歩く。リュクサックには5キロの荷物を入れ、カミさんも2キロから毎週1キロづつ荷重を増やして体力作り。



国分寺、寒水寺とお参りをして森林公園の中の八丈岩を抜けることとした。

あいにく今日は昼前から雨模様となってしまった。

小八丈と言う場所が標高246メートル。見晴らしも良い。

ここも信仰の対象だったのかミニ霊場の石仏が岩の上に点在している。


この辺りの山林もご多聞にもれず山は荒れている。

松の多くは茶色の葉っぱで秋の紅葉のようで不気味だ。

立ち枯れた若い木と朽ち果てた倒木が山の荒廃の深刻さを物語っている。


毎年ヘリコプターで松くい虫の防除をしていたがほとんど効果の無かったことを、物語っている。まだ元気が良いのは照葉樹、くぬぎ等の落葉樹等だ。

これらは根が地中深く伸びてこの岩山の崩落を食い止めている。

松の根は比較的浅くて環境の影響を受けやすいようだ。


松枯れの一番の原因は酸性雨をはじめとする環境の変化で特に花崗岩質の岩山は真砂土で肥えた表土が浅く、地中の微生物叢のバランスが壊れ易い。

それに追い討ちをかけるように大量の農薬の散布で生命の連鎖が断ち切られたようだ。荒廃した山の中でそれを強く感じた。


昔の人は自然の恵みに感謝して神仏を安置して大切に山を守っていたのだろうが今は訪れる人も少ないようだ。

気づかぬうちに自然から切り離された私たち現代人も山と同じように何かが荒廃してしまっているのかもしれない。


還暦を迎える。

娘3人から旅行券,カミさんからはカバンと食事のプレゼント,弟の専務から財布とカウスボタンをのお祝いを頂く。有り難き哉、感謝、感謝


まだ60歳と言う実感は無いが,思えば遠くへ来たものだ。


若いころは50,60歳と言うと大とし寄りと思っていたが自分がその年になると気分は20歳頃から成長していないせいか年を取った気がしない。


ただ経験を積んだだけ物事の先が読める。

言い方を変えると、解釈力の幅ができて物事を複眼的に捉えることができている。

若いころはマイナスな事は嫌な事でしかなかったが、それも何か自分の成長に必要で起こっている事かも知れないと思えるようになった。


目の前に起こる様々な出来事は私にとって必要必然な事と受け入れられるようになると肩肘はって生きる必要もなくなって、楽に生きられるようになった。


暦が元に還ると、また新しい人生が1歳から始まる。

もっと素直な心で暮らしたいと思います。

家族や友人、知人、縁ある人に感謝、感謝です。

これからも皆さんよろしくお願いします。