2.運動習慣が身体機能にもたらす効果はどれか。
①肺活量の減少
②耐糖能の低下
③免疫力の向上
④中性脂肪の増加
解答:③免疫力の向上
①肺活量の減少→×
運動習慣により呼吸筋の働きが高まり、肺活量の増加が期待できる。
②耐糖能の低下→×
運動習慣によりエネルギー消費量と筋肉量が増加し、耐糖能は向上する。
耐糖能(糖耐性)とは:血糖値を正常に保つためのグルコース(ブドウ糖)の処理能力のことである。
グルコースは体内で使われる主要なエネルギー源である。しかし、高濃度のグルコースは生体に様々な問題を引き起こす。このため、耐糖能が機能し、インスリンなどにより体内の血糖値は常に一定範囲に保たれる。耐糖能が十分に機能しないと血糖のコントロールができなくなり、様々な病態が進行する。
臨床試験では、耐糖能は糖負荷試験(経口ブドウ糖負荷試験:OGTT)で評価することが多い。糖負荷試験により耐糖能異常(IGT)の有無を判断し、糖尿病や低血糖症などの診断に用いる。
③免疫力の向上→○
適度な運動を続けることで、免疫機能を高めることが知られている。
④中性脂肪の増加→×
運動習慣によりエネルギー消費量が増加し、中性脂肪は減少する。
