岡山協立病院看護部です![]()
今日は、当院看護師の病棟での出来事(ナラティブ)を紹介します![]()
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看護師になって数年が経ちました。仕事が辛いと感じた時期もありましたが、先輩看護師や患者さんに支えられ、今日までこの仕事が続けられています。
学生の頃から今まで、患者さんや患者家族と他愛のない会話をすることも大切な看護だと思っています。会話を通し患者さんや家族の思いを少しでも解り、信頼関係を構築することが出来ると考えたからです。しかし患者さんや患者家族を理解することや信頼関係は、一瞬にして構築されるものではなく挨拶をすることから始まり、話しかけ、表情を観察するなど、日々の積み重ねが重要であると実感しています。
看護学生時代の話になりますが、実習中に出会ったA氏80代男性の末期癌の患者さんのエピソードを紹介します。
実習当初は、朝の挨拶をして検温を行い、言葉少なめの患者さんとの会話や患者さんの1日の流れを追うだけで実習記録は充実せず、緊張と疲れだけが貯まる毎日でした。実習2週目後半、お互いに慣れる頃でもあったのか次第に会話も増え始め「この患者さんにとってのBESTは?」と自分自身に問いかけ、患者さんの思いを聞けたことで看護援助に繋げられる実習が行えるようになりました。しかし、患者さんが誤嚥性肺炎を発症してしまいました。熱が出ている状態であっても帰りに挨拶に行くと必ず「気を付けて帰れよ」と手を振ってくれるまでに関係構築ができていました。
この実習を機に、日々接する中で会話の大切さを改めて思い直し、患者さんの基礎情報にない背景や思いを知ることが『その人をその人らしく看護できる』のではないかと考えました。初心を忘れぬよう、これからも日々看護援助を行っていこうと思っています。
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