Q健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。

1、情緒は快から不快が分化する

2、発達とともにレム睡眠の割合は増える

3、体重は出生後1年で出生時の約4倍になる

4、身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる

 

▽小児の発達

☆体重

出生時の平均体重は、男児3.05㎏、女児2.96㎏(平成20年度)である。新生児は生理的体重減少により、出生時より5-10%程度低下して、生後7-10日で元に戻る。

生後3-4か月で約2倍、1年で約3倍となる。

 

☆身長

出生時の平均身長は、男児49.1㎝、女児48.6㎝である。

出生後1年で約1.5倍となる。

☆頭部

出生時の平均頭囲は男児33.5㎝、女児は33.0㎝である。

その後生後6か月で42㎝、生後1年で45-46㎝となる。

小泉門は生後3か月くらいで閉じ、大泉門は1歳6か月ころに閉じる。

 

☆胸部

出生時の平均胸囲は、男児31.8㎝、女児31.6㎝である。生後1年で45-47㎝となる。

 

☆呼吸

乳児は腹式呼吸、2歳ごろになると胸郭や筋肉の発達に伴い胸式呼吸が加わり、3-7歳ころまでは合併型、それ以降は腹式呼吸となる。

 

☆認知

①記憶力:生後6-7か月ころから発達。

②注意力:生後6か月ころには、同時に両手でおもちゃを

     握れるようになる

③思考:乳児期後期になると思考の機材氏が現れ、物を

    取ったり、言語的思考が始まる。

④言語:正しい言語発達のため乳児期からの言語環境を

    整える必要がある。

 

☆情緒

情緒の発達は、養育にあたる重要他者である家族の影響が大きい。生後3か月には新生児の興奮に加え、快・不快の区別がつき、不快のほうが快よりも早く分化する。

 

☆睡眠

月齢に応じて日中の覚醒時間が延び、リズムが成立する。睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、生後3か月では50-60分、1-4歳で60-80分、5歳以降は成人と同様の90分となる。新生児の50%はレム睡眠であり、2歳ころには20-25%となる。

 

答えは4、身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる。である