ニッポン vs ガイコク
私が、オーストラリアへ来てよかったな~と思うこと。
その1。
「目がよってるのが気にならないこと!」
あのね、なんだか知りませんが、うちの家系は目と目の間が狭いんです。
これは、父方の遺伝なんだと思うんですけどね。
日本にいるときは、自分の写真をみると、目がよっててイヤだな~なんて
いつも思っていたんですよね。
それがですよ。白人社会に住んでみたらなんと。
ここでは、目と目の間が狭い人のほうが、目と目の間が離れている人よりずっと多いような
気がするんです。日本では、どちらかというと、目と目の間が離れている人はよくいるけど、
目と目がくっついてる人って少なかったりしませんか?
あ、もちろん、目と目の距離がちょうどいい人のほうが、どちらの国でも
一番多いですけどね(笑)
なんかね。こちらへ来てしばらくしてから、私、自分でも目と目がくっついてるのが
あまり気にならなくなってきたんですよね~。
そして、その2。
「天パなひとばっかり!」
もうひとつ、こっちに来て本当に良かったなーと思うのは、美容院。
在住日本人の間では、こっちのわりかし大雑把なテク(?)をもつ美容師さん達って
評判があまりよくなくて、みんな日本人の美容師さんの店に行く人が多いみたい
なんですけどね。私は、こちらの美容院に来るようになってから、救われた~と
何度思ったことか。
っていうのもね。私、とれっかかりの中途半端なパーマみたいな、大きなウェーブの
かかったくせっ毛の持ち主なんです。
もう高校生の頃はこれが大コンプレックスで、さらさらストレートヘアに憧れて、
ストレートパーマをかけてみたり、毎朝じっくりじっくりブローしてみたり、ムダな努力を
し続けておりました。それでも、ちっともさらさらストレートにはなれず、
なんとなくまっすぐでぼわっとした髪型をしてたんですよね~(涙)
ソバージュが流行ったときには、どれだけ嬉しかったことか!
パーマかけちゃえば、くせっ毛なんてわかりませんからねっ。
それがね、こっちの人ってね。みんなほとんどくせっ毛なんです。
日本では、さらさらストレートが、やっぱり女子の髪型ヒエラルキーのトップに
立ってると思うんですけどね。こちらでも、さらさらストレートはやっぱり素敵ってことには
変わりはないんですが、自然にそうなってる人は実に少なくて、ほとんどの人は
くせっ毛そのままだったり、パーマをかけてたり。
さらさらにするには、ストレートアイロンを駆使して、努力の上でその美しさを維持して
いたりするわけですよ。
だから、美容院でもね。髪の毛が左と右で全然違うくせっ毛だったりしても、わりと
おかしく見えないような髪型に、ちゃんとしてくれたりするんです。
くせを生かしたような髪型にしてくれたり。
日本の美容師さんにたまに切ってもらうと、右と左の長さをぴったりきっちり同じに
するので、私のようなくせっ毛だと、右と左はくせの具合で違うように見えちゃうことも
あるんですけどね。
一見、大雑把なようなこちらの美容師さんのほうが、あまり左右の違いが出ない
仕上がりにしてくれることが多いんです。きっと、くせっ毛になれているのと、
きっちりぴっちり長さが同じなことがそれほど大事なことじゃないっていう
意識を持っている人が多いからなんじゃないかなーと思うのですが。
まぁやっぱり、大雑把というか(笑)
ただし、腕の悪い美容師さんがほんっとに多くて(←失礼)、信頼できる美容師さん
を見つけるまでには、日本よりもかなり時間がかかるんですけどね~。
雑誌で「ここがいい」とか、ないし。
皆さんは、どんなときに「あ~日本てやっぱり居心地がいいわ♪」とか
「あ~これだから、ガイコクはラクだわ♪」って思います????