もしも、かねやんがいまここにいなかったら。


存在の話じゃない。


いまこうしてブログを書いて、みんなと関わっている。そんな人生じゃなくてもう1つの人生を送っていたら。。。




《2年前に遡る》

「もしも、僕が。。。」



僕は、お笑い芸人。


芸人で必ず成功してやる!と決意し、19歳の時に養成所に入った。


芸歴は7年目。

同期はテレビに出始め焦りを感じ始めていた。
仕事といえば月に2回の事務所の定例ライブと先輩から呼ばれているライブの3回だけ。

定例ライブにギャラはつかない。

たまに届く給与明細は、1057円。


付き合っていた彼女には最近、『将来が見えない』と愛想をつかされたばかりだ。

お金は無いからアルバイトをしている。
親からお金を借りて実家を出たのは2週間前。

ワンルームの家賃3万円の家に住み、アルバイトで12万円稼ぐのがやっと。

他のスケジュールは、ネタ合わせで予定が埋まる。


心の中に本当は浮かんでは消える思いがあることに気がついていた。


「俺はこのままでいいのだろうか」

「いま我慢していることはあるんじゃないだろうか」

「何かしてみたいけど、怖いし不安だ。何をしていいかもわからない」



そんな思いを抱くが、


母親からは『はやく就職するか、芸人で結果出すかしないと、隣の〇〇君は薬剤師になったみたいよ!立派やん』

と囃し立てられ、


地元の友達からは『そろそろフラフラするのやめて社会人なってみたら?』と言われた。


それか2ヶ月、僕には新しい彼女が出来た。


お笑い芸人という仕事を理解してくれる優しい年下の女の子だった。


だけど、その子がぽろっと言った。



「やっぱ、世の中安定が必要だと思う。夢とか好きなことだけじゃ食べていけない時代でしょ?

私のお姉ちゃんがもうすぐ彼氏と結婚するんだけどね、お姉ちゃんの彼氏、俳優やってたんだけど辞めて、ビジネスしようとしてたんだけど、結婚前にリスクが大きいからって全部諦めたの。

資格を取って会計士になるんだって」



『そうなんや。それはおめでとう。彼氏さんも決断したんや。。。』


「偉いよね!そのまま俳優続けてたらお姉ちゃん別れてたって」


声を弾ませてそう話す彼女をみて、僕は戸惑った。





「もう、やめよう」

「芸人はやめて、就職しよう」

「親も友達も彼女も安心する」





そんな声を抑えられず、僕はついに芸人を辞めた。


3ヶ月後、僕は医療器具の営業マンになった。


月曜から金曜に9時から23時まで働き、

土曜日に出社することもあった。

彼女は

「就職してくれて、よかった」と一言だけ僕に言った。



だけど、まだ別の心の声が消えなかった。




「このまま終わりたくない」


「これでいいんだろうか」


その声はそれから3年止むことがなかった。

僕は彼女とは結局別れた。

母親からは何も言われなくなったが、虚無感だけが心に残った。


友達と飲みにいけば、お互いの会社の愚痴を言い合い、まあ、これでも幸せだよね!と作り笑いで、そのまま酔った勢いで夜の店に行った。

週末はそれの繰り返しだった。


趣味と呼べる趣味もなかった。



仕事は退屈で辞めたくて仕方なかった。

だけど【生きる】ためだ。

【食っていくため】だ。

何回も言い聞かせた。


30歳になった僕は、転職も考えられなくなっていた。

会社の上司と飲みに行くことになったとき上司から

『この会社に身を捧げるつもりで頑張れよ!あと5年もしたら出世できるよお前なら!』そう言って上司は笑った。

上司は、ローン地獄で嫁から見離されているという噂だった。


僕が仕事を辞めたがっていることを知って、引き留めるように飲みに誘ったのだろう。


それから5年。
僕は35歳。


同い年の同期と社内恋愛からそのまま結婚。


身体を壊し、会社を休むこともあった。

溜まっている有給でなんとかやり過ごすことが多くなったが家族が出来たので会社を辞めるわけにはいかない。



嫁も共働きだ。


「こんな狭い部屋でごめんな」


引っ越した時に僕は謝った。

嫁の誕生日に旅行に行こうかと計画したがお互い仕事の休みが合わず断念。


その後、僕はよくわからない重圧感から鬱になった。

そんな時に

忘れかけていたあの声が再び聞こえてきた。



「このままでいいのか


食べていくために


働くために


生まれてきたのだろうか」



その声がどんどん大きくなっていく。


昔はその声を


母親が、友達が、恋人が、この日本の当然という空気が、


その声を掻き消してくれた。


いや、掻き消してしまったのだ!!!!




あれ。


おれはなんのために生きているんだろう。

好きなことすらわからなくなった。

好きなことをやる時間も見出せなくなった。

幸せだと何度も思い込んできた。

本当はすごい欲望や感情を心の奥に奥にしまいこんでいた。


大丈夫。大丈夫。大丈夫。


生きる屍のようになった僕は、感情を押し殺し、欲望を隠し、当たり障りなく生きた。

そう決めたんだ。

あと40年程度。たった40年程度。

そうやって生きたらいいだけだ。

そうなんだ。これでいいんだ。

みんなそうなんだ。みんな。




【完】







その後は、

みんなの想像に任せよう。


この話はフィクションであるが、

◆芸人だったこと

◆母親や恋人や友達から言われてきたこと


は紛れもなく事実だ。




僕は、もしかしたら、上に書いたストーリーのような人生を生きていたかもしれない。

時々そんなことを思う。



本当に運が良かった。



いま僕は幸せだ。


上に書いたエピソードのように


欲求を隠すこともないし、時間が無いなんてこともない。


嫌々、働く時間なんて1分もないし、好きな人としか付き合わない。





一体、なぜ落ちこぼれ芸人は、いつから、どうやって、こんな心が自由な生活を手に入れたのだろうか。




答えはシンプルだった。



『人』だ。

人との出会い。

僕を支えて励まして、引っ張ってくれた人たち。


僕のメンター達(師)。


嫌いで腹が立って仕方ない人たちまで


そんな人たちと出会ったからだ。


じゃあ、どうやって出会ったのか。

おそらくみんな言うだろう。


『かねやんだから。。。


たまたま運がいいから。。。


私の周りにはメンターなんていない

私の周りには出会いなんてない』





はっきり言うが違う。



自分から背を向けていては、出会いにすら気付けない。




僕は飛び込んだ。

自分から飛び込んだ。



嘘みたいな話に

首を突っ込んだし、



とにかく人生を楽しみたい!変えたい!と思って飛び込んだ。



コンサル、セミナー、人付き合いに使ったお金は


300万円を超える。


借金地獄だった。


でも、たかだか300万だ。


いまはそう思える考え方まで身につけた。



僕はさっき描いたエピソードの、かねやんと何も変わらない。



見た目も、そのままだ。





だけど自由に生きているかねやんが現実にいる。




何が違うかわかるだろうか?






考え方だ。



見方だ。



頭の中がまるで違う。



じゃあ、どうやって、頭の中を


まるで今までと別人に変えられたのか!!!




そう、やっぱり【ヒト】だ。



僕を変えてくれた人が周りにいた。



言い方を変えたら


僕から求めたし。

僕から近づいていった。




人生とは、ヒト1人との出会いで180度変わってしまうことがある。


あなたがあなただけで変わろうとしても


あと3回は生まれ変わらないと無理だろう。笑



僕は数年前ある人から、教えてもらった。




「今までのお前(かねやん)の習慣や考え方だから、成功してないし、何も変わってないんだよ。わかる?

そんなお前が1人でもがいても一生無理なんだよ。

チャンスを掴む人ってのは

【いつも誰かを必要】としてるんだ。


自分には持ってない価値観、理想とする生き方をしている人を見つけたら、その人から教えてもらえる。


自分を尊敬して、ついてきてくれる人が見つけたらサポートしてもらえる。


1人で成功したやつなんていないんだよ」



その言葉が響いた。


「じゃあ、〇〇さんが、僕に教えてください!!!


おれ、彼女に飯くらい奢ってやりたいし、親に旅行プレゼントしたいです!」




「お前じゃあ、おれに何ができる?」


「え!?」


「おれがお前に時間と労力をタダで使って、おれに得はあるか?

お前はタダで教わって、身になるか?」


「。。。」



「嫌な気しただろうけど、そんなもんだ。

得がないのに俺たちは誰かに何かを教えたりしない。

お前が代償を払う覚悟も意思もないのに、教えたって無駄なのは目に見えてる。


おまえ、おれのかばん持ちやるか?」

「え。。。」






結局、僕はその人のかばん持ちにはならなかった。


けれど、それからしばらくは可愛がってもらい色々教えてもらった。


それは僕が求めたからだ。


そのあとその人の仕事をサポートしてほしいと言われ


給料は安かったが、自己投資だと思い、「はい、やります!」と言って手伝わせてもらった。


そんなこともあり、その人と仕事を短期間だけ一緒にやった僕は色々と学ぶことができた。




◆人と出会うっていうのは知り合い作りじゃない


つながる、助け合う、教え合う、信頼し合う



そのためには


代償や自らの行動は必須だと学んだ。



そして、そういう人たちと一緒にいる時間が宝物だと気付いた。


僕の考え方や発言は


3ヶ月後には

まるで変わっていた。










後半は、僕の事実の物語だ。




もし僕が【人と出会っていなかったら】

最初に描いた「もしも」の人生を生きていたと思う。



それが良い悪いではない。


可能性なのだ。


逆にいえば



僕が描いた「もしも」のストーリーに近い人生を送っているかもしれないあなたが、


心を自由にすることは【簡単】にできるということなんだ。



あなたが誰か

【人生を変えてくれる人】と出会えたとき


あなたは最速で変われる。


成功なんて自分でしなくていい。


誰かにしてもらうんだ。


その代わり


求めろってことなんだ(*^^*)



貪欲に生きろってことなんだ。








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