こんばんは(^。^)

かねやんです!

先日、ゲオで直感で目に入って、『ん?』と気になったDVDを借りました。AVちゃうでwwww



あのねえ、衝撃やった。



その映画が実は無声なんですよ!

しかも、本編はたったの15分

そして、日本のアニメーションで、アカデミー短編アニメ賞を受賞した初の邦画!!!

日本のアニメーションすげえよな( ^ω^ )

なんて映画か教えてくれ!


いいよー(今日は素直)


その映画はこちら
↓↓
『つみきのいえ』
2008年に発表された日本の短編アニメーション映画。水に沈みゆく街にある積木を積み上げたかのような家で暮らす老人を通して、人生というものを象徴的に描く。 アカデミー短編アニメ賞を受賞した初の邦画。

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おれね、これ観たとき衝撃うけた。

もうね、15分で俺たちの人生が何なのか表してた。←おれの解釈ね


ここからネタバレ注意





俺の口調で説明すると



ある家におじいさんが住んでるのね!


おじいさんはパイプ(タバコ的な)を吸いながら窓から外を眺めてる。
ご飯も1人で食べて、ワイングラスにお酒を入れてテレビ見ながら黙って食事してんねん

んで、ベッドで横になって眠ってしまう。


翌日!!!!

起きてベッドから足を降ろしたら


チャプンってw


床が水浸しになってる。



どうやらこの映画の世界では水がどんどん上に上がってくるらしいw


で、

おじいさんは海に住んでるわけじゃなくて、どんどん水が上がってくるから、題名通り、

積み木のように家を積み上げながら

水から逃げるようにして生きてる。


だから普段はこんな感じで

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釣りなんかしてるwwwwwww



おれは、楽しそうだなーって思った、最初は。


で、おじいさん「仕方ないなー」って感じで

業者の人を呼んで、船でレンガを運んできてもらって、

自分でまたひとつ家を積み上げていく。


だから海にひとつポツンと家があるように見えるんやけど実はすごい深いところまで家がある。

そして、やっと新しい家が完成したと思ったら

まさかの!!

家と家の間に空いている穴に大切にしていたパイプを落としてしまう∑(゚Д゚)


おじいさんこんな感じ『。。。』←いや無声映画やからwww


で、だいぶ下の完全に水没してしまっている家のほうまでパイプが落ちてしまう。


『あーあ、大切なパイプが。どうすんねやろ』って思ってたら



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潜りまーーーすwwww


おじいさん強いなwwww



んでパイプ拾うんやけど


そのとき、おじいさんふと昔を思い出すのね。


水没する前にその家で暮らしてた時のことを思い出すんよ!




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なるほど。。。



ここでようやくわかる。


おじいさんこの家にずっと1人じゃなかった。

おばあさんがいた。おそらく奥さん。


この家ではおじいさん看病してたんだ。


おじいさんもうひとつの下の家に潜っていく。


そこでは、自分の家族のシーン(娘や、娘が結婚相手を連れてくるシーン、家族で並んで写真を撮るシーン)が、どんどんでてくる。



昔は賑やかだった暮らしを思い出す。

おじいさん、更に下へ下へ、深く深く潜っていく。

その時その家で過ごしていたことを思い出していく。

いわゆる回想シーンに入る。

そして、いよいよ元々地上だったところまでたどり着く。

回想シーン。

目の前は大きな野原。

今のように水なんて無い。

小さな男の子と小さな女の子が

大きな木の下で遊んでいる。

その男の子と女の子は少しずつ大きくなっていく。


そして、大人になり

男は女に、プロポーズをして抱き合う(もちろん無声なので言葉は無い)


そう、おじいさんがおばあさんにプロポーズした場所だ。。。


おじいさんは再び現実に戻る。


1番上の家に帰ろうとする途中、おばあさんと一緒にテーブルを挟んで食事をしていたことを思い出す。


テーブルの上には2つのワイングラス。


おじいさんとおばあさんのグラスだ。

楽しそうに食事をする思い出。

おじいさんはおばあさんとグラスを合わせて乾杯しようとする。


が!!ここで再び現実に戻る。


おじいさんの乾杯は空を切る。



。。。。


その日も何もなかったように1日が過ぎていく。


おじいさんはひとりなのだ。

いつものように食事の用意をしてテーブルの前に座る。

テーブルの上にはグラスが2つ。

2つだ。

おじいさんは2つのグラスに飲み物を注ぐ。

そして自分のグラスを持ち、もうひとつのグラスにカチンと合わせた瞬間、



映画は終わる。





涙が出た。


間違いないと思った。







僕たちは「思い出」のために生きている。


そう思った。



そう、懐かしむためだ。



死ぬ時、


どんな最期であれ



自分がそのとき思い返すことになるであろう「過去」を


僕たちは「今」生きているのだ。



その過去は「今」だ!!!!




何かで読んだことがある。


「懐かしむ」という表現は、英語で、「Dear」


死ぬという表現は「Death」


辞書では隣同士に記載されているらしい←いまは知らない




僕たちは死ぬとき



懐かしむのだ




死ぬ前に懐かしむのだ




忘れないでほしい


懐かしむような人がいないなんて思わないでほしい



あなたが思い出せなくても、あなたを思い出す人は必ずいるのだ。



だからその懐かしむ過去のために


「いま」をただ生きていたい


思い出のための今なら


失敗してええやんか堂々と成功してもええやんか。挑戦したらええやんか。寝ててもええやんか。悩んでもええし。泣いてもええ



必ずくるんやから、最期は。


もう楽しかったらええやん


恥ずかしくてええやん


生きていこう。





この映画の「どんどん上がってくる水」

これってなんやと思う?


おれは自分の答えがある。
ここには書かないが気になったら聞いてほしい。


この世界で「水」ってなにやろ?

上がってくる意味はなんやろ?


そして、よかったら感想を聞かせてほしい。


基本的にブログのコメント見てないから
ユーモア心理学のLINE@公式に感想をくれたらと思う。



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