雨 続いていますね。。

{8017F0F1-CC5D-4E88-84CA-0DA64791C9D5}


 台風から続いて
 秋雨前線が 、、ナントカ f^_^;)

 季節ごとに ひとしきり雨が降って
 晴れ間が見えて来ると
 夏に向けて暑さが増したり
 冬に向けて空気がひんやりして来たり。
 ちゃんと 雨で 仕切られているんですね〜。

 
 ここに久しぶりに帰って来たのには
 ちょっと 思うトコロがあって。

 多々多々多々 いろんなコトが起り
 今 自分が置かれている状況が
 まさに 土砂降りの雨の中なんです😅

 思いがけなく
 大人のイジメに会い 
 心も頭の中も 崩壊しそうな中
 唯一 味方になってくれる人がいたり
 今の状況を なんとかいい方向に変えようとしていたり。
 親友の存在が改めて心に沁みたり、。。。

 まるで中学生のような  、
 もっと面倒くさいコトになっている大人のイジメに
 今の子ども達の中で
 苦しい思いをしている子達を思い
 こんな時 何の手立ても見つからず
 ただ耐えているのか(>_<)と
 深く考えたり
 自殺に走ってしまう気持ちが
 痛いほど伝わったり、とか

 とにかく 今のこの体験を
 また 小説にして
 みなさんにお伝えしたくなりました。

 もちろん小説にするので
 少し盛ってみたり削ってみたりは
 ありますが
 みなさんに 楽しんでいただけるものを
 書いてみたいと思っています(^^)

 この 
 どしゃぶりで 雷も鳴り響いている現状が
 やがて
 スッキリした晴れの日が来ると信じて⭐️

 
{746858DF-AF29-47DE-B8D0-D3DCEF65F5BF}


 
 




画面には

20代の女性二人が
街頭で声をかけられる形の
取材の様子が写し出された。


{この男性をご存知だと
伺いましたが。}と
男の写真を
取材班が
二人の女性に見せた



{あ~知ってますよ~
知ってます~

学生の時
私達二人 バイト先で
お世話になりましたよ~

店長さんだったんです、この方~

で、ね、

うん、ね~♪


言っちゃっていいかなぁ~これ~

店長さんね、あの頃
純愛の不倫してて~
ウフフふ~ ね~


今 考えたら
スッゴクずるいよね~
相手の由佳さんも
そうとう図太いって言うか~
店長さんの奥さん
よく自殺しなかったよね~って
思うくらい
ヒドイよね~


キャー言っちゃった~

いいのかなぁ~
これ テレビですよね~}


すかさず
由佳の写真を出し


{お相手ってこの人ですか?}と

二人の女性に聞く
取材班



{あーっ!!!
そうです そーです この人~
由佳さんだ~

え~ 何で由佳さんの
写真とか
あるんですか~?}




幼児虐待の事件に
関わっているんです
と取材班




{!!!えぇーっ!!!
うっそ~!

あ~

でも やりそ~
子供とか面倒くさ~いって
言ってた事あるし~}





ここで
テレビの画面は

スタジオの
男性キャスターに移った。




《えっ!? いやぁ
これは…どう言う事?!

あの
父親を名乗る男とその母親は
真実を語ってないって事?

一体
何のために?》



〈はい。そうなんですね。
由佳容疑者が
常習的に
自分の子供を虐待していた事は
事実なんですが

この子供の父親を名乗る男と
その母親、
一体 何のために
カメラの前に現れたのか
謎が深まるばかりです。

因みに
この取材のすぐあと
証言をして頂いた二人の女性は

参考人として
警察に同行を求められ
警察署へ向かいました。

また
新たな情報が入り次第
お伝えします〉



《はい。

ありがとうございました。

しかし、
おかしな会見でしたな~

父親を名乗ってる割には
自分の子供が
亡くなってるのに
あんな冷静で…。

しかも、あれ
おばあちゃん?な訳やんな?

孫、亡くなってんのに
それには一切触れんと

自分の息子の事ばっかり
言うてましたなぁ…

一体
どう言う神経なんでしょうね…
人間としての心を
疑ってしまいますね…

さあ、
高林さん、今回の
この事件、どう思われます?》




男性キャスターは
コメンテーターへと引き継ぎ

しばらく
議論は続いていた。






…由佳(ゆか)は


この後
法によって裁かれて行く事になる。





満(みつる)と由佳の関係は
そのまま
砂のように崩れて行くだろう。




だが、

満 と その母親は

更に硬い絆で結びつけられて
行くのだろう。








ー。



「わー♪
ウォーリー見つけたぁ♪」


「え~っ
しょーご スゴーい!」


「でも ひろきも
さっきのページ見つけたじゃん!
ぼくも 見つけたいよ~」


「んじゃ
けーすけのために
もう 1ページな♪」




小児科の待合室で
おとなしく
¨ウォーリーをさがせ¨を楽しむ
桃李(とうり)の
3人の友達。

待合室のテレビに流れる
情報番組には
まるで興味がなかった。



診察室で

膝のケガを
治療してもらっている桃李。



「よーし。
桃李くん よく頑張ったなぁ」と

2針 縫った痛みに
懸命に耐えた桃李を
医院長は笑顔で誉めた。


「石拾い、
下ばっかり見てないで
自転車とか 車とかに
充分 気をつけるんだぞ」


パソコンのカルテを打ちながら
桃李に話しかける医院長。



「…はい。先生。」と
ちょっとしょんぼりな
桃李。



そして すかさず

「ねぇ先生、
いちばんかたくて強い石って
何か教えて!」



「ん?
そうだなぁ…

硬い石って言えば
やっぱり
ダイアモンド…だなぁ」

「え!?
じゃ ダイアモンドって
公園とかに ある?」


「はっはっは。
公園にはちょっとないかなぁ。
たぶんまだ
桃李くんや圭祐くんたちじゃ
手に入んないだろうなぁ」


「…そっかぁ

じゃ 砂場で
ダイアモンドの形
ギュウギュウに固めて作ったら
もしかしたら
めちゃくちゃ硬くなる?」



「う~ん、そうだなぁ…

ダイアモンドの形
いくら綺麗に作って
ギュウギュウに固めても
中身が 砂 じゃ
すぐ崩れちゃうぞ。

いくら 綺麗な
ダイアモンドの形でも
砂 みたいな もろい物じゃ
ダメなんだ。

そんなんじゃ
その辺の 石っころにも
勝てやしないなぁ」


「へぇ…そっかぁ。
形だけじゃ ダメなんだね。

じゃっ
中身が勝負?!ってこと?」



「おぉっ
そうだ そうだ !
中身で勝負だっ!!

桃李くんは
頭がいいなぁ」



笑顔の 町医者さんと

笑顔で 話す 桃李。




「ありがとうございましたっ!」



私の肩につかまりながら
医院長にお辞儀をして

待合室で待つ
友達の元へ行く桃李。





笑顔の友達に囲まれ
はしゃぐ桃李を見つめながら
医院長は
私に話しかけてくれた。





「桃李くんは
スゴク 素敵な子ですね。

ユーモアもあって
思いやりもある…。

桃李くんの回りには
自然に友達が集まって来る。


ぜひ

¨中身のつまった大人¨に

なってほしいですね」





「ええ。

砂のダイアモンド なんかじゃなく

小さくてもいいから
本物の
ダイアモンドみたいに
強く キラキラ輝いてほしいです」




私も
笑顔でそう答えた。







その後ろで…






さっきの情報番組が
まだテレビで
ながれていた。






〈速報です!!

先ほどの
幼児虐待殺人の容疑者の
夫と見られる男が
身柄を確保されましたっ!

中継ですっ!〉



画面が切り替わった。


慌てふためく母親のすぐ横で




ガシャリッ と
手錠をかけられた満が写し出された。







っと

次の瞬間、



カメラを見て


ニヤリ と笑う満が
画面 いっぱいに
写し出された。













砂のダイアモンド





完。












神妙な面持ちの
男性キャスターと
女性キャスターの顔から

昨日紹介されたVTRが
テレビの画面に写し出された。




〔事件は
1週間前の午後2時、

このマンションの前を
通りかかった大学生の目の前に

¨ベシャっ¨と鈍い音と共に
赤ちゃんが落ちて来た。



このマンションの11階 1104号室から
投げ落とされたと
考えられたこの赤ちゃんは



楢山 未早輝(ならやま みさき)ちゃん
生後6ヶ月の女の子。


即死だった。



11階から
未早輝ちゃんを投げ落としたのは
この部屋に住む母親の
由佳容疑者。


駆けつけた警察官に


少し取り乱しながら

未早輝ちゃんが
床をよだれで汚したから
しつけの為に体罰を加えた と
話したと言う。



司法解剖の結果
未早輝ちゃんは
日常的に体罰を受けていたと見られ

右大腿骨も骨折しており
脳にも損傷があり
右目の視力は
無かったと見られている。


警察は
日常的に虐待が行われていたとし
由佳容疑者を
殺人容疑で逮捕し
原因を深く追及している〕




テレビの画面は

マンション前の様子から
スタジオに切り替わった。




《… えー。
また このような痛ましい事件が
起きてしまいました。


昨日お伝えした時点では
ここまでだったんですが

また 何か動きが
あったんですよね!?》


悲痛な表情の
男性キャスター


〈はい、そうなんです。
新たに この未早輝ちゃんの
父親を名乗る男と
その母親が
昨日夜、
異例の会見を開きました、
ご覧下さい〉




画面は
女性キャスターの顔から
どこかの
狭い事務所のような所に変わり

顔は写されず
手元だけが写し出された
二人の人物が
話し始めていた。







{私達は
あの女に 騙されていたんです。
あの女…
この、うちの みっく…あ、
息子に
妊娠したから結婚しろって
無理矢理迫って来て…

結婚式も豪華にしろって
うるさくて…

うちのみっくんは
あ、息子は
一生懸命働いたお金で
豪華な結婚式を挙げて
あげたんです。

なのに、それなのにですよ!?
あの女
他に結婚してる相手が
居たんですよ!?

うちのみっくんは
ちゃんと子供も認知して
マンションも
買ってやった って言うのに!!

本当にヒドイ女でしょ!?

もう
うちのみっくんが
可哀想で可哀想で…}




そのまま泣き崩れる
初老の女と

その隣で

無言の男。




続けて、
リポーターが質問した。

[息子さんは
いつ頃 由佳容疑者と
知り合ったんですか?]



{あ、2~3年くらい前じゃ
ないかしら?
なんでも
うちのみっくんに
一目惚れとかって も~}



[息子さん
如何ですか?]


母親ばかりが話す事に
少し苛立ったリポーターは
男の方を見て言った。



男は


ボソッと
呟いた。


[母の言うとうりです]





画面は再び
スタジオに戻った。



女性キャスターが
続ける




〈そしてですね
これに関連する取材を
我が番組スタッフは
独自で行って参りました。


この会見会場の近くを
偶然通りかかった
二人の女性、
未早輝ちゃんの父を名乗る男を
良く知っていると言う
この二人の女性の話、
お聞き下さい〉