私は60歳。

この3月で役職定年を迎える。

役職定年した来年は、

給与は7割に、

再来年の再任用後は、

３割程度となる。

これまで一生懸命仕事をしてきたため、

仕事が思い通りできないは残念だが仕方がない。

役職定年とは、

そんなものだろう。

だから、今は転職も含め、

どうしようか考えている最中だ。

だが、結論はなかなか出ない。

バリバリと仕事をしたいと

思っているにもかかわらず。

だから、やりがいのあることを

見つけなければならない。

というわけで、まずは、

自分がやって楽しいこと、

至福と感じることについて、

列挙することにした。

それによって、

今後の生き方や、

やるべきことが見つかるのでは、

と考えている。

私がやっていて楽しいこと。

これまでは、

１「新聞」、

２「ドラム」、

３「アマゾンプライム」、

４「トレーニング」、

５「教養-情報インプット」

についてこれまで述べた。

今回は６「地方旅行」だ。

私は旅行が好きだ。

若い頃は、妻と、

また、子供たちとも、

年に数回は旅行に行った。

海外もアジア中心によく行ったし、

国内の観光スポットは

だいたい行った。

子供が小さいうちは、

ディズニーやUSJなどのテーマパークによく行ったし、祖父母と温泉に行くこともあった。

旅行は本当に命の洗濯になった。

非日常体験というのは、気分転換やストレス解消には必要なことだ。

だが、子供たちが成長してからは、

旅行はかなくなった。

子供も習い事だ、塾だ、部活だ、予備校だと休みも無くなり、また、あまり親と行くことも望まなくなったからだ。

妻は友人と旅行したり、県外の子供のところに一人で行くようになった。

私は一人で旅行に行くようになった。

私の場合は、だいたいプチ旅行だ。

車でフラッと出かけ、翌日帰るパターンが多い。

行くところは、人が集まる有名な観光地ではなく、あくまでも地方の都市だ。

人混みには行きたくない。

そして概ね以下のような日程になる。

①出発

早朝が多い。宿は楽天で安いところを予約している。

②地方都市探索

だいたいは誰もいないようなさびれた観光名所を訪れ、とりあえず説明文を読み写真に納める。

山口県の長門市に行った時は、金子みすゞ記念館に行き、とても良かった。私は金子みすゞの「こだまでしょうか」という詩が好きなので、私以外誰もいない記念館て長い時間を過ごした。

広島県の庄原市に行った時は、倉田百三文学館に行った。若い頃、「出家とその弟子」を読み、感動したため、一度行きたかったところだ。

あと、輪島市や丹波篠山市、また青森の大間にも車で行った。

③土地のショッピングモールへ。

ホテルへのチェックインの前に、必ずその土地のショッピングモールに立ち寄っている。

理由は次の２つだ。

１つは、晩ごはんと朝ごはんの食材の確保。外食はまずしない。ホテルの部屋でゆっくりビールと惣菜を食べる。

もう１つは、その地方都市の文化、また、さびれ具合の検証。イオンなどの大きなショッピングモールでも、食料品売場以外はだいたい閑散としている。地方はどこも同じだといつも思う。これが面白いくらい似通っているのだ。

　あと、そのようなショッピングモールでも人が集まっていることがあり、その経営戦略はすごく勉強になる。だいたい地方都市のショッピングモールで人が集まっている特徴として、照明が明るい、商品の陳列が賑やかで豊富、などがある。閑散としているところは、共通して暗い、商品も閑散としている、定員も元気がない。こうした社会勉強も面白いものだ。

④部屋でネットや映画、読書を楽しむ。

チェックインしたら、惣菜を肴にビールをチビチビやりながら、エッセイやブログを書いている。だいたい映画を見ながら寝る。

⑤早朝ランニング。

朝起きたら、まずはランニングへ出かける。ホテルの周辺を五キロくらい走る。結構気分がよく、町の探索にもなる。戻ったらシャワー。

⑥部屋で朝食。

部屋で朝食をとる。映画や動画を見ながら食べる。からだがポカポカして、とても心地よい。至福の時間だ。

⑦有料放送を楽しむ

有料放送を申し込んだ時は、チェックアウトの時間ぎりぎりまで映画をみる。

⑧チェックアウトの時間に合わせて出発。

ホテルをチェックアウトしたら、直帰。それがマイルールだ。

とまあ、こんな感じだ。

これが結構楽しい。気分転換にはもってこいの娯楽だ。

この出費をもったいないとは思ったことがない。

今後も、

プチ旅行で、いろんな地方都市を巡りたい。

役職定年で趣味を見直す６「地方旅行」