おはようございます。金本祐介です。

 

今日は、世代から学ぶ人財育成についてお話しさせていただきます。

 

「最近の若い子は~~怒」

 

という言葉をよく耳にしませんか?

 

この言葉は私が幼き頃からよく耳にします。

 

ゆとり世代から悟り世代って言われていますが、どう思いますか??

 

私は、

 

「良いことや~ん!!」

 

と思っています。新たな時代を築いてくれてるんですから。

 

「子供はゲームばかりしている。」

 

良くこの言葉のフレーズも耳にします。

 

私が5歳の頃、ファミリーコンピューターが発売されました。我が家にもボタンが■のゴム製のファミコンがありました。

 

そういえば、たくさんの近所の友達が家にファミコンをしにきたのを鮮明に覚えています。

 

ファミコンからゲームボーイ、プレステ、Wiiなど数多くのゲームが誕生していますね。

 

私は、幼き頃からあまりゲームが好きではなかったので、ほぼ娘とゲームをして遊ぶことなんてありません。ほとんどは外で遊ぶようにしています。

 

さて、話しを戻します。

 

最近の若い子、と言われていますが、それは私たちと違うのは当たり前なんです。

 

戦後、高度成長期に入り、世の中の人々は朝から晩まで働き倒していました。

 

その人たちからすれば、年々、

 

「今どきの若い人間は・・・・」

 

となるのも当然だと思います。

 

僕たちの世代と比べるてみても、学生時代は上下関係が厳しかったのですが、今では、あまり上下関係の差もなくタメ口で話しをしている学校もあると耳にします。

私は、それがうらやましく思いました。

 

まさにアメリカンやん!!

 

どんどん日本が平和で安心・安全に暮らしていける環境になってきたのではないでしょうか??

 

まさに世代は、マンガでも証明されています。大きく3つの世代があると言われています。

 

①巨人の星世代

②スラムダンク世代

③ワンピース世代

 

もし、今の時代に、『巨人の星』が初放送として流れたらしたらどうなるでしょうか?

今の子供たちに響くのでしょうか??

 

「気合!根性!歯をくいしばれ!!」

 

こういう教育を実施している会社があるのも事実です。

 

今日は『巨人の星』についてお話ししますね。

 

 

私が20歳前半のサラリーマン時代は、上司からこれに近い教育を受けていました。特に訪問販売の営業時代は、灰皿が飛び交ったり、受話器に手をガムテープで何重にも巻き付けられて、400件以上アポなし電話などもやらされていました。その度、

 

「根性や!気合や!」

 

の連呼でした。成績が悪い時は、おもいきりビンタされたこともありました。

 

私の父親もこういうタイプの人間だったので、上司にこのようなことをされていても、それが当たり前だと思っていたのも事実です。

 

この思考で、27歳の時に独立開業したわけなのです。

 

ということは、当時の部下に対しての教育はどうっだったのか??

 

もちろん、自分がされていた教育をそのまま部下にしていました。

 

罵声、罵倒、暴力ですね。

 

しかしですよ、当時の私は27歳。アルバイトスタッフは16~19歳なわけなんです。

 

この子たちは、②のワンピース世代に該当してくるわけなんです。

 

巨人の星教育がそれでも通用するのか??

 

結果、通用どころではなく、従業員のほとんどが同月に辞めていったわけなんです。

 

そこから私の人財育成に対しての意識が大きく変わり始めたのです。

 

そして、NLPやコーチング、心理学などを学び始めていきました。

 

学校教育でもそうですね。

私が小・中学生の時代はよく先生からばかれまくりました。時には顔を腫らして帰ることもありました。その姿を見た親も、

 

「おっ、男前になってきたな(笑)」

 

で終わっていました。

 

もし、今の時代にまったく同じ教育であればどうなるのか??最近でも体罰動画が流れていましたね。

 

確かに、先生からどつかれ心に響き、反省したことなんてたくさんあります。今でもその先生には感謝しています。

 

しかし、当時と今とでは何が違うのか??

 

時代です。

 

こればかりは、受け入れるしかないのです。

 

今の子供たちは、親から叩かれるという経験があまりないと言われています。叩かれても、お尻や頭をコツン。

 

もし親以外からそれ以上の暴行を受けていたらどうなるのでしょうか?

 

子供も親も黙ってはいないのではないでしょうか??

 

このような背景を考えると、

 

①の巨人の星世代の方が社長として、③のワンピース世代の従業員を見ると、

 

「今の若い子は~。」

 

という言葉が出てくるのは自然ではないでしょうか。

 

だからこそ、受け入れていく意識を高めていかなければなりません。

 

いかがでしたでしょうか??

 

次回は、スラムダンク世代についてお話しさせていただきます。

 

それでは今日もエンジョイしていきましょう~★