最近、FXでどうしても勝率が上がらないなぁって悩み
もっと勉強する必要があるかなって目に留まった元インターバンクディーラーの方が執筆されたという書籍を読んでみました。
この記事は理解を深める及び備忘録替わりのレビュー記事となります。
レビューするにあたり下項に則りまとめようかなと思います。
- 読み終える迄にかかった時間/読みやすさ
- 執筆者の環境/思惑
- 内容
- 総評
- 備考
読み終える迄にかかった時間/読みやすさ
まず前提として私は学生時代は通学中や休憩時間に本を読んでいましたが、ここ10年位は技術書や論文以外は年1,2冊程度しか本を読んでいません。
なので、本をもっとよく読む人からしたらもっと早く読み終える事が出来ると思います。
実際に私がこの書籍を読み終えるのにかかった時間としては、3時間程度になります。
1・2回為替取引を実施した事がある人なら理解できるくらい専門用語も少なくかなり読みやすくまっているって思いました。
執筆者の環境/思惑
執筆者は、小林芳彦さんは、
過去フロントに立ち顧客の為替取引をメインとするカスタマーディーラー(素人だからこの表現でいいかは微妙だけど)で
現在はJFX株式会社の代表となります。
JFX株式会社は前身アクロスFX株式会社として2005年に設立されました。
JFX株式会社/アクロスFX株式会社情報
・会社遍歴
2005年 日本アクロス株式会社 子会社としてアクロスFX株式会社名義で登録
2005年 日本アクロス株式会社から分離
2008年 社名をJFX株式会社へ変更
2009年 ヒロセ通商へ株式交換による完全子会社化
2013年 HIROSE TRADING HK LIMITED を子会社化
・取締役
松本 貴徳さん(設立時より就任)
2015年よりヒロセ通商の大株主として登録(2015年 8000株 45位)
小林 芳彦さん(2009年7月就任) 代表取締役社長
赤阪 雄飛 (社外監査役)
株式会社フィンテックエナジー代表取締役
他ヒロセ通商役員3名在籍
・資本金
2005年設立時:1億2000万円
2009年に2回第三者割当増資にて増額(1回目:2億6,700万円/2回目:3億1,700万円)
以降増額無し
・不祥事歴
2007年9月27日 共同通信より、 は無登録の外務員が顧客の注文を受 けていたとして金融先物取引業協会がけん責処分及び法令順守や 内部管理体制の強化を勧告。
会社としては健全である為、書籍に関しても環境に伴う不信感は無いと思います。
思惑
読んだ感想として、
- FX参入者を増やしたい
- 自社の宣伝
- 信頼性の向上
位かなと思いました。なんかネットの教材みたいに勧誘目的って感じはしなかったです。
本当基礎的な部分の説明だけなのでもっと掘り下げて知りたいとかそういう人には向いて無いなぁって印象ですが、
読んで損は無いかなぁって思いました。
内容
書籍の内容を説明するにあたり下記分類に則り纏める
- 前提
- インターバンクディーラーの考え
- 環境認識方法
- 取引方法
- 資産管理方法
前提
まず当書籍が想定している取引としてはデイトレードである、オプションとしてスキャルピングの話があるが90%がデイトレードの話となっている
インターバンクディーラーの考え
インターバンクディーラーが取引する際に重要視している点として、
- 相手の損切ポイントを明確にして損切を自身の利益に持ってくるようにポジションを作成
- 各中央銀行の影響時間
であるとしている。
環境認識方法
環境認識方法としては、
- 日足、1時間足、5分足を見て判断する。
- 5分足は過去2日間のチャートを見ながらどこが損切ポイントとなっており、どの様な攻防が発生しているかを明確にする
- ニュースとチャートが連動しているか確認
- ひたすらチャートを見る事が大事
となる
またインディケーターとしては、
- ボリンジャーバンドとMACDを組み合わせて解析
- 一目均衡表は遅延スパンを重要視する
となる
取引方法
当書籍で説明されている取引方法としては下記となる
- 損切する際はドテン買いする
天井で損切するなって事。またドテン買いする際は2倍ロット(インターバンクでは3倍もある)でポジションを作成する
- ナンピンを有効活用する
方向性が有っているのであればナンピンして損失を減らす
また、想定外の動作をした時は利益を出すまで粘らずある程度損失が解消されたタイミングで決済する
理由としては、想定外という事は心理戦にて負けてしまっており、自身が利確するポイントが知られている状態となっているのだから
相手は利確ポイント迄またず損切させる様に持って行く為
資産管理方法
インターバンクが資産管理として利用している計算式は下記となる
まず、余剰資金を算出する ⇒コア・エクイティ
証拠金 - 保有ポジションの必要証拠金額
余剰資金から許容できる損失をパーセンテージで定義する。
書籍内では 許容できるパーセンテージを1~3%としている。
資産管理時は許容できる損失以内で必ず損切する様に説明されている
総評
チャートの見方からポジションの持ち方、利確タイミング迄網羅的に説明されている為初心者にはおすすめ出来る
あくまで基礎的な部分のみであるため、もっと深く知りたいとかって人にはあまりお勧めはされないかなぁって思う
備考
取引の説明の際にインターバンクディーラーはEBS社製のシステムを利用していると記載が有った
EBSのサイトに行くと当然ながら英語だけどトレーダー向け教育ページが有った。しかもアカウントを適当に作れば無料で受講できるっぽいw
英語苦手だけど勉強がてら見ていこうと思ったw
また、要人発言とかについて時代に寄って重要となる発表が変わっているというのは新鮮だった
1980年は米国貿易収支が重要視されてたが2012年執筆時はそうでも無いとか、なぜ重要視されていないかとかも根拠立てて説明されてて納得出来たw
なお、小林芳彦さんの話をもっと聞きたいとかってなると現在Youtubeにチャンネルがある為そこでもっと聞く事は出来そうw
なぜかカレーのプレゼントキャンペーンをしてたけど、、、w