またまたテレビネタですみません。

先日BS朝日で放送された、
「葉加瀬太郎×梅若玄祥 神に選ばれし表現者たち~世界遺産で奇跡の競演~」
を拝見しました。


一言!



すんげぇもん観たなぁ!!!



世界遺産の京都・上賀茂神社で行われた、
ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんと、
能楽師・梅若玄祥さんとの、
一夜限りの夢の競演!

当日の公演と共に、それまでの密着の様子が放送されました。


葉加瀬太郎さんに関しては説明は不要ですよね。
私も好きなヴァイオリニストの一人です。


葉加瀬さんには、
クラシックと向き合う時、
自分が日本人であることが一体どのように作用するのか?
日本の伝統芸能との出逢いが答えを出してくるかも、
という想いがありました。


梅若玄祥さん。

この人が、すごい人なんです!

あの織田信長や豊臣秀吉に仕えた能の名門「梅若家」現当主で、
能楽界のみならず国内外のさまざまな分野の芸術家たちに、
『幸運にも、今われわれが目にすることができる人類の宝の一人』
として崇拝されているとか。

素人の私でもグイグイ引き込まれる、
圧倒的な存在感!

能の声楽『謡(うたい)』に関しては、
私のつたない言葉では表現できないほどの素晴らしさ。
心にズシッとくるんですよねぇ。


梅若さんは、
守ることが嫌い。攻めることが守ること。

能を残す、守るために、
そして『生きた芸術』にしていきたい!という想いから、
実は能には一番合わないという、
ヴァイオリンとの共演を望みました。


途中で、葉加瀬さんが面白いことを言っていました。

ヨーロッパの文化はみな、上に向かっていく。
それは宗教的な部分なのですが、
上に行けば行くほど神に近づけるという考えがある。

日本的なもの、アジア的なものは、
踊れば踊るほど重心が下がっていく。
空ではなく地面へと・・・。

まさに、梅若さんの舞いを観ているとそれを感じます。


メインは、葉加瀬さん作曲。
5曲からなる組曲『JAKUMAKU』。

さらにサビとなる4曲目は、楽譜がなく、あるのは言葉のみ。

その言葉を元にして、梅若さんが舞い、
なんと、葉加瀬さんが即興でヴァイオリンを弾きます。


また、その組曲の前には、
葉加瀬さんが演奏するバッハのシャコンヌに合わせて、
即興で梅若さんが舞う!


とにかく後半の公演に関しては、もう目が一時も離せない!
息が詰まるくらいの緊張感。
鳥肌が立ち、身体に電流が走り、心臓の鼓動も高まる!

凄い!
これぞ超一流の競演!


葉加瀬太郎×梅若玄祥 神に選ばれし表現者たち


これはもう永久保存版です!



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