黒木瞳さんはきれいな人だと思う。

そんな彼女の役に、きれい過ぎて(シワがなさすぎて)リアリティーがないというケチがついたらしい。

それも分かる。

年×90%、または80%、つまり1割か2割ほど若く見られたら本人も嬉しい、まわりも安心感がある。
見た目と実年齢がかけ離れすぎたら、見るほうも変に不安を覚えるのは私だけだろうか。

すると「チャングムの誓い」のなかでも、年増の宮廷局たちはシワが無さ過ぎて

リアリティー薄だったのは否めない。

それにこのドラマは、終わってみると俄かに「おや?」が沸いてくる。

当のチャングムさん、子供を生んだのはいったいいくつだい?
しかもあの時代に?と思ったのは私だけ?
女の出産は、ホンの数年前まで「30までは生みたい」と願ったものよね。

ともあれ、話を戻すと、他も似たりよったり。
市井の女の役なのに、役者の肌がエステかかっていると一目で分かると、

芝居に没頭できなくなる。

どれだけ頻繁に?、どんな化粧品?…と下世話な想像をしてしまうすのだ。

だけど、いくら役とはいえ、ふけた黒木さんをみたくないのも事実。
視聴者というはワガママですね。