サイン


9話

事件現場を検視したジフンは 他にも被害者がいたことを知る。

そのころダギョンは 容疑者とされるチンピラの遺体を令状なしで解剖。

遺体から米兵が使用する弾を取りだした。

容疑者とされる男はもう一人の被害者、真犯人は米兵・・・ってことが

はっきりしてきた!

しかし 違法な解剖でダギョンが資格停止になれば、証拠品も効力なし。

ミョンハンに解雇通告されたダギョンは、身分証を取り上げられてしまう。

それでもダギョンはジフンが身分証を取り戻すと信じていたー。



10話

ジフンは元院長の「基本に戻れ」の言葉を思い出し、ダギョンを連れて

再び現場へ。

ところが ミョンハンがすでに現場もねつ造していて、苦労して発見した

証拠は全部インチキ。

あやうく間違った方向へ導かれそうになった二人はガックリ・・・

でも ダギョンが粘りを見せ、たくし上げてあったブラインドの血痕を発見☆

ジフン&ダギョンが いいコンビになってきたよー

イハン&ウジンは 次長検事(イハン父)のアドバイスで犯人の米兵を

調べ上げた。

米兵は出国直前に逮捕。

ミョンハンは全責任をチュ先生に押しつけて解任し、ダギョンは復職した。


イハン父がカッチョ良かったね!

こんな正義感の強い人だったっけ?

ちょっと意外だったよ。

家柄のいい部下を出世させて ウジンを怒らせてなかった?


その後、テレビ番組の覆面インタビューで 『20年前の科捜研のねつ造』を

証言する男が。

20年前の事件にはジフン父が絡んでいるらしい。



11話

<20年前>

科捜研は3人の男たちが 徹夜続きの解剖をこなしていた。

過酷な環境で執刀医は次々と辞めていき、新採用も来ない。

それでも3人は 未来に希望を持って仲良く前向きに働いていた。

そのころ ハニョングループの幹部が相次いで5人も変死。

5人は、前会長から息子=チョン社長への不正贈与に反発していたのだった。

5人の解剖を担当したのは元院長。

元院長は 5人とも 「自然死」と報告していたー。


3人の男たちってのが 先輩格の元院長、後輩のミョンハンなのね。

もう1人の先生がジフンのお父さんかと思ったらそうじゃーなくて、

ジフン父は死んだ5人の幹部の1人なんだわ。

テレビで証言したのはチュ先生で、米兵事件で真実を暴いたジフンに

元院長の本性を教えて絶望させてやろーと思ったらしい。

逆恨みだわ~ 責任を押し付けたミョンハンを恨みなよっ


ハニョングループの社員が次々と死亡という20年前とそっくりの事件が

起こり、被害者は死の直前にチョン社長に会っている。

20年前に前会長が幹部を次々と殺し、今また息子のチョン社長が社員を

次々と殺しているのか・・・。

チョン社長って人殺ししそ~なヘンな奴なんだもーん。

っとなると、20年前の元院長の解剖結果はおかしいよね!

だけど 元院長はジフン父の遺体の最後の言葉・・・必死に生きようとと

もがいた傷痕を教えてくれた人。

中学生のジフンを引き取り、法医官の夢を支えた恩人でもある。

そのころからジフンは 『科学的な真実のみ追求する』 と強い信念を持ち、

元院長の古い屋敷の梁に その言葉を刻むほど固く誓っていた!!

ジフンは 真実を確かめるべく、元院長の家へ急ぐ。

ところが・・・

元院長が自殺していたんだよー!!

ジフンが信念を刻んだ梁に紐を結んで 首を吊っていた、、、

そして! 自殺の直前にはミョンハンに会っていたのよ。

ミョンハンが元院長に依頼した 「酷な頼み」 って何???



12話

遺された人の悲しみを誰よりもたくさん見てきた元院長が、自殺・・・

ジフンは理解できずに苦しんでいた。

強そうにしててもガクンと崩れる一面があるジフン。

そんな弱いところを ダギョンにだけは見せるようになったね!

ダギョンに励まされて 連続変死事件の解明に動き出した。

ウジン、イハンも捜査を進め、現代の連続変死事件は全員、山岳会の

メンバーと判明。

なんと!

同じプロジェクト仲間の6人は偶然、チョン社長の不正贈与財産の証拠を

見つけ、社長をゆすっていたんだと!

あんなヘンな社長をゆするとは 恐れを知らない山岳会だねっっ

前会長から証拠が残りにくい毒物を伝授されたチョン社長は、山岳会の

メンバーを一人ずつ殺した・・・

・・・のは間違いないが、致死量はそれぞれ。

その毒物の致死量は未解明なのだった。

そして その毒物による連続殺人をあばけば、同様の20年前の連続殺人も

明らかになる。

それは 元院長のねつ造が明らかになることを意味していた。

そんなふうにジフンを脅しながら 20年前の真実をミョンハンは話した。


<20年前>

科捜研を担っていた3人のうちの1人が ついに過労死してしまう。

科捜研の未来って何なんだ?

予算を増やして待遇を改善しなければ未来はない・・・

同僚の死にショックを受けたミョンハンは科捜研を去った。

そして 連続変死事件が起こり、一人残った元院長は選択を迫られる。

ハニョングループの前会長は解剖結果のねつ造を依頼した。

科捜研システムの支援に莫大な資金援助を約束してー。


なるほど~ ミョンハンが「権力」こそが科捜研に重要と悟ったのは

同僚の死がきっかけなのね。

元院長はねつ造を了承し、今の科捜研のシステムが出来た。

しかし!

ジフンはミョンフンに言ったよ。

「元院長の名誉も科捜研の信頼も真実より重要ではない。」

そうだ! 真実ほど重要なものはない!!

そこを曲げたら 科捜研の存在意義が失くなるじゃないかぁ~!


その後 イハンが社長室で証拠品の毒物を押収。

チョン社長は逮捕された。

ジフンは被害者を解剖した法医官として証言することに。

んが?!

証言前に 元院長の遺書が届いちゃったの~~

『私は名誉を大切にしてきた。 一度のあやまちで壊したくなかった』

秘密を守るために自殺した~と知ったジフンは証言した。

「致死量と断定でできません。 中毒死じゃなく自然死です」 とー。


ジフン~~あせる 信念を曲げちゃったの?!  違うよね!!

わざわざ梁で首吊ったのは [遺書は書いたが、お前は真実を明かしてくれ]

~みたいなメッセージだったのでは??

( ミョンハンに 「酷な頼み」されたから遺書を書いたのでは? )

「致死量は人それぞれ」 で、断定出来ないのはホント。

ジフンは もっと確実に他殺を立証するつもりでしょ? 違う?

ジフンの信念を信じたいよー!!