facebookでこんな写真が出回っていた。
僕も自分のウォールにシェアした。
仮面ライダーが大好きな僕にとって、
メチャメチャ笑えた。
ただ、コメントを見てビックリした。
他の人のウォールへのコメントも大体同じだ。
「ショッカーを応援したくなる」
「仮面ライダーの方が悪く見える」
ほとんどの人がこの写真の元ネタを知らないのでしょう。
元ネタにはショッカーはいない。
これは2009年8月に公開された映画
「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
の場面で、1号から当時放映されていた、仮面ライダーディケイドまで
すべてのライダーが集結しました。
これにショッカー戦闘員が一人で立ち向かうシーンはありません。
それは、それとして
この
「ショッカーを応援したくなる」とか
「仮面ライダーの方が悪く見える」
と感想を述べられた方々、
もちろん、ジョークとして捉えていらっしゃるとは思います。
もし、一瞬でも少しは本気でショッカーがかわいそうと思ったとしたら
危険ですね。
何がって、その方々は、
目的と手段
を混同しやすいタイプの方かも知れません。
もし、あの状況で、仮面ライダー全員で、
ショッカー戦闘員一人を、フルボッコにする、と思っているのでしたら、
仮面ライダーをなめすぎています。
仮面ライダーの目的は
「ショッカーを倒す」
ことにあるのではありません。
平和を「守る」
ためにいるのです。(シリーズによって多少違いますが)
まぁ、仮面ライダーの存在意義は「平和を守る」ことです。
「平和を守る」という“目的”のために、
それを妨げる「ショッカーを倒す」という“手段”をとっているのであって、
「ショッカーを倒す」“目的”で
「ショッカーを倒す」“手段”を取っているのではありません。
そんな当たり前のことを、忘れて
一人で立ち向かうショッカーがかっこよく見えて
全員で倒そうとするライダーが悪くみえるのは、本末転倒です。
多分、あの状況になったら、きっと1号あたりが、
ショッカーに戦いがいかにムダであるか説得を試みるでしょう。
それに、少ない数で大勢に立ち向かうのが立派になるのなら、
「初期ガンの発見にガンを応援する」
と置き換えられてしまいます。
数が少なかろうが、多かろうが悪は悪。
やっつけなければいけません。
その「やっつけ方」が大切ですよね。
昔の金八先生みたいに
「腐ったミカンは捨ててしまえ」
ではガン細胞だったらいいですけど、
ショッカー戦闘員はだめです。
元々は普通の人間なのですから。
ここはまっとうな方向に導くのが、人の関わり方でしょう。
たかが、仮面ライダーかもしれないけど、
僕は子供の頃、仮面ライダーから多くのことを学びました。
だからと言って、みんながジョークで片付けているものを
こんなに熱く語る必要が、あったのだろうか?
いや、多分あったのだろう。