たかが輪ゴム、されど輪ゴム。 | うるし屋さんの独り言

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杉本商店(杉本うるし/うるし工芸の杉本)のホームページ運営責任者が開設するブログ。
店のホームページでは書けない事(漆に関する経験則・実感など、ちょっと科学的とは
言いにくいかなと思う事を含む)をここでフランクに記述していきます。

普通、100円ショップで100g105円で手に入る輪ゴム。

日本製輪ゴムは品質がいいという話は聞いていたが、

今どき日本製は無いだろうと思って気にも留めていなかったが、

ふとあるきっかけで調べてみた。


予想通り、『Made in JAPAN』は無かったのだが

共和というメーカーが日本の技術(ノウハウ)を生かして

海外で作っている輪ゴムがあるらしい事を知る。*1

ゴムの純度と製造精度が他社(海外メーカー)と違うらしい。

実際にその輪ゴムを手に入れてみると100円ショップの輪ゴムより

伸びが良く、手への圧迫感も柔らかい感じだった。

他の出所不明(たぶん100円ショップもの)の輪ゴムと比較しても

同様の感想を持った。(但し、前出の輪ゴムよりは良い感じだったが。)

たぶん、1日中輪ゴムかけを仕事としている人にとっては

このちょっとした違いが大きいのだろうとも思われた。


たかが輪ゴム、されど輪ゴム。


恐るべし。


追記

 こういう事を知ると輪ゴムの見方も変わるから面白い。



*1 実際のところは判らないのだが、

   『Manufactured by KYOWA』(共和が製造した)と

   箱に記載されているのでその様に理解した。