私の履歴書は、住生活グループの前会長の潮田さんです。
今日の内容はとても共感できることがありました。
---引用開始---
『セミナー通いは一年余り続いた。大きな収穫は「本を読めるようになった」ことだ。例えば労務の講義を2時間受けると、あとは一人で労務の本を読んでも理解できる。逆に基礎知識がないと本を読んでも理解できない。』
『経営セミナーといっても社長自ら通っているのは大抵自分一人で、他の受講生は大企業の平取締役や部長クラスがほとんどだった。彼らの多くは「大学の先生は実務を知らないから、空理空論で役立たない」と話していた。だが私は逆だった。学者は経営を普遍的に話すから、私にとっては応用がききやすい。』
---引用終了---
「本を読めるようになる」は確かにその通りだなぁと思いました。
「普遍的に話すから応用がききやすい」も面白いなぁと思いました。
平取締役や部長クラスの発言 vs 潮田氏の考え はよく耳にします。
ボクは前者のスタンスで研修に臨んでも時間の無駄であるので後者の考え方に賛成です。
でも、後者は後者で、すぐに自分の関わっている事業や関心事に結び付けないと、あまり効果がないと思います。
実際にはテキストやレジュメ、またセミナ後に本を読むときも、自分の関わっているビジネスの内容・事例をメモすることを心がけていいます。
もっぱら最近の悩みは、そのメモしたことを、「定期的にいかに棚卸するか」なんですけどね。
こんなエントリーを書いている時に、以前研修でお世話になった講師の方からMLにメールが届き、「私の履歴書」の同じ箇所を取り上げてました。