昨年、日曜午前中にやっていた「仮面ライダー電王」。


普段、このような特撮ものってあまり見ないんですが、昨年は日曜午前に自宅にいることが多かったので、ちょこちょこ見ていました。


今振り返ってみると、そして後々でちょこちょこ調べてみるとかなりすごい作品・戦略だったなぁと思います。


仮面ライダーなのに、バイクに乗らずほとんど電車に乗ってるし、主人公は弱いし。


タイムスリップ系ですごくストーリーが複雑なんだけどよく出来ている。(これはストーリーを難しくして、近年ターゲットにしているお父さん世代に説明させる作戦か?!)


ヒロインの女優が途中で過労で降板するも、タイムスリップの影響とか言って、子供になっちゃった設定にしちゃうし。


特にすごいのは、次の2つ。


■怪人キャラに主題歌を歌わせて大ヒット


毎日新聞より引用開始:http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071225mog00m200041000c.html

「人気特撮ドラマ「仮面ライダー電王」(テレビ朝日系)の主題歌を関俊彦さんら出演声優陣が歌ったシングル「Climax Jump DEN-LINER form」が31日付のオリコンシングルチャートで2位にランクインしたことが25日、明らかになった。発売元のエイベックスによると仮面ライダーシリーズのCDが2位に入ったのは初めてという。

 CDは、4人の声優が主題歌を歌うもので、劇中のせりふが入ったバージョンなど7トラックを収録。さらに、初回版では仲間のモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの4種類のジャケットを用意し、それぞれボーナストラックが異なる。同社では、「番組の面白さや本編とリンクした音楽などでこれまでの仮面ライダーにはない幅広いファンを獲得しており、今回は3位以内を目標にしていた。仮面ライダーシリーズでは初となるエイベックス制作のプロモーションビデオにも注目してほしい」と話している。

 仮面ライダー電王は、佐藤健さんが演じる不運続きの主人公・野上良太郎が「電王」となって、電車型のタイムマシーン「デンライナー」で時空を旅しながら未来からの侵略者「イマジン」と戦うというストーリー。モモタロスら仲間のイマジンに憑依(ひょうい)されることで電王の「フォーム(姿)」が変化する。憑依後の声を関さんや鈴村健一さん、遊佐浩二さん、てらそままさきさんの人気声優4人が担当することでも話題を呼んでいる。今年3月には男女ユニットAAAが歌う主題歌「Climax Jump」がオリコン初登場5位、累計約12万枚を出荷したほか、声優が歌うBGM集も6位にランクインするなど、関連商品も大ヒットしている。」


すごいよね、オリコン2位。しかも本家のAAAよりも上位って・・・。


おまけに、こんなプロモ も作ってるし(主役の仮面ライダー電王、出てないし)



Climax Jump DEN-LINER form/ウラタロス,キンタロス,リュウタロス(関俊彦・遊佐浩二・てらそままさき・鈴村健一) モモタロス

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エイベックス、やりますなぁ。


■デンライナーの車窓から


今回、石丸謙二郎さんが電車に乗っていたのですが、石丸謙二郎さんといえば「世界の車窓から」のナレーション。


それをパロってか、こんなものまで出してました。


デンライナーの車窓から 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!メイキング

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なんだかなんでもありですね・・・。