2025年の正月休みは、夢の9連休であった。せっかく冬なのだから雪の降るところ、その代表である北海道へ行きたいと思い、希望者を募集した。寒いところが大嫌いな妻は遠慮するというので、3人の子供たちに一緒に行こうと声をかけたところ、長男は冬のコミケというイベントで大変忙しく、三男はバスケ部の活動で同じく大変忙しい。次男もはじめは遠慮していたが、私の積極的なアプローチが功を奏し、一緒に行くと言ってくれたので、実に久しぶりとなる、親子二人旅となった。
目的地は北海道だ。次男がきれいな湖に興味があるようなので、せっかくだから一緒に見に行きたい。冬休みシーズンで、航空券は非常に値上がりしているので、往路は価格変動の少ない新幹線とフェリーで、復路は少し遅めの時間帯の飛行機で、それぞれ格安チケットを確保した。北海道への航空券は一般的に年末の東京→札幌が高い。逆に年末の札幌→東京は安いので12月30日に帰京する予定とした。
1日目。早朝に新幹線で東京駅から新潟駅へ行き、新潟港で正午出発の新日本海フェリーに乗って、翌朝4時に小樽への到着を目指す。帰省シーズンと重なって新幹線は指定席が満席で予約できず、東京駅は始発駅なので早くいけば座れるだろうと推測し、早朝に東京駅へ向かった。出発ホームは人であふれかえっていたが、概ね越後湯沢へスキーに行く連中ばかりで、新潟駅へ直行する「とき」の自由席は、幸運なことに、比較的空いていた。
新潟駅へ到着。前日のニュースでは日本海側は大雪とのことで心配していたけど、新潟駅前には晴れやかな青空が広がり、歩道の雪は溶けていた。次男が朝食を食べていないようだったので、きっとおなかが空いているのだろう、寒いからラーメンがよいだろうと思い、せっかくなので「ラーメン次郎」へ。ただ、次男はラーメン次郎の初心者だったようで、「ラーメン小」を普通(トッピング標準)で注文したのだけれど、量が多すぎて、とても食べきれない様子。それでも頑張って完食しようとしているので、外に並んでいる人もいるので悪いと思い、私だけ先に店の外に出て待つことに。10分、20分待ったけど、まだ頑張っている様子。やがてフェリー出航の締め切り時間が近づいてきたので、フェリー港へ電話して、少し遅れるけれど乗船する意思があることを伝えた。やがて汗をかきながら善戦して店から出てきた次男を迎え、タクシーを呼んでフェリー港へ飛ばした。前日までの大雪の影響でフェリーの出発は遅れていたが、私たちがほぼ最後の登録枠の様子。乗船手続きを何とか無事に終えることができた。
小樽へ向かうフェリーは「あざれあ」号。大型フェリーでサウナに露天風呂もついているのが選んだ理由だ。予定よりも1時間30分程度の遅れで出発。翌朝の到着は5時半頃とのこと。予定していた朝4時に小樽の寒空の下へ放り出されるよりも、太陽が少しでも上った後のほうが良いので、結果オーライだ。昼ご飯のラーメン次郎で二人ともお腹いっぱいなので、夜の7時ごろにという約束をして、私はお風呂へ。出発後の日本海は比較的静かな波模様だったが、露天風呂は「波のプール」のように、揺れに揺れた。船室はカプセルベッドで、30カプセルほどの大部屋だが、短い階段を上がって向かいのカーテンになるように予約していたので、なんとなく個室感があった。次男は最初のうちは、船内を探検したり、スポーツジムコーナーでランニングマシンをしたり、大広間で映画を見ていたけれど、やがて船酔いになったようで、夕食の時間には姿が見えなかった。ショートメールで私に連絡してくれていたようだけど、船上では電波が届かず。やがて食堂が閉まったので売店で私はカップうどん、次男にはカップ焼きそばを買って、カプセルベッドのカーテンの前に置いておいたら、私が寝た後にやや回復したようで、何とか食べることができたようだ。
2日目は支笏湖を観光し、3日目は自由行動の予定。



















