聖地巡礼サンディアゴ | 遠隔浄化と気づきのお手伝い

遠隔浄化と気づきのお手伝い

「みんなちがってみんないい」遠隔浄化と気づきにより、
人生を幸せに生きるお手伝いをさせて頂きます。ご縁に感謝。

[photo:01]
サンディアゴ・デ・コンポステーラは
エルサレム、ローマと並ぶキリスト教の
3大聖地の1つである。

サンディアゴとは聖ヤコブのスペイン語名。
ヤコブは漁師ゼベダイの子で福音史家となる
ヨハネの兄であり、シモン(ぺテロ)と共に
イエスの最初の弟子となった。

イエスの死後ぺテロとヨハネはエルサレム
にとどまったが、ヤコブは当時のローマ帝国
でヒスパニア州と呼ばれていたスペインの地
に赴き、布教活動を行った。

スペインでの布教活動が不振終わったヤコブ
は紀元44年にエルサレムにもどった。

しかしユダヤ王アグリッパに迫害され
3月25日に斬首。

ヤコブは十二使徒中最初の殉教者となった。

キリストの復活を知るアグリッパは
ヤコブの復活も恐れ、遺骸を埋葬することを
許さなかった。

遺骸を舟に乗せ、行く先を風の向くままに
任せたところ、たどり着いたのが
ガリシアの海岸だった。

国の支配者の移り変わりの中、いつしか
ヤコブの遺骸は行方不明になり、長い間
その存在も忘れ去られた。

月日がながれ、813年、星の光に導かれた
羊飼いによって、野原のへりにあった
洞窟の中にヤコブの墓が見つけられ、
その場所に、アルフォンソ2世が教会を
建て、カンポ(野原)とすてーら(星の)を
合わせた意味のコンポステーラと名付け
たという。


カミーノ・デ・サンディアゴ
(サンディアゴの道)は信仰のあるなしに
関わらす、あらゆる人に門戸は開かれて
いる。

巡礼に赴く目的もさまざま。
純水な信仰心から歩いている人、
自分探し、文化的興味、自分の限界に
挑戦など、宗教的ではない目的を持った
人も多い。
日本で話をしていて多いのが、定年を迎え
これからまた新しい人生の第一歩を踏み
出すにあたり、自分が何をしたいのか、
何ができるのか、人生の棚卸という意味を
込めて歩きたいというような人生の転機を
迎えて歩き始める人たち。

若い人では学生時代の最後の思い出作り、
社会人になったものの仕事に行き詰まった
ために仕事を辞めて、一度自分を見直し
たくて歩く人なと、多種多様。


巡礼路のたどり方も、ヨーロッパの学生
たちが学校のイベントとして歩いたり、
クロスカントリーのように駆け抜けていく
人がいたり十数台の自転車で走り抜けて
いくグループもある。

1日10㎞しか歩かないと決めてゆっくり
道中を楽しむ人もあれば、1日40㎞前後の
強行軍で颯爽と歩いて行く人もいる。

週末になると、小さなリュックだけを
背負って「ミニ巡礼」を楽しむ団体も多い。

800㎞近くも歩くような時間が一度に
取れない人は、できる距離だけ進んで、
区切りながらサンディアゴを目指す。



クレデンシャル(巡礼手帳)
サンディアゴ・デ・コンポステーラへの
巡礼を始めるにはまずクレデンシャルを
入手する必要がある。

自分が巡礼者であることを証明するいわば
パスポートで、巡礼路上の主な教会、
巡礼宿など宿泊施設、観光案内所、
各地の巡礼友の会事務所などで入手できる。

クレデンシャルを示すことで、
アルベルゲ(巡礼宿)に宿泊できたり、
美術館などの入場料割引きを受けたり
できるようなる。

立ち寄った場所で日付を入れスタンプを
押しながら巡礼を続けるため、
スタンプラリーのような楽しさがある。

それは世界にひとつしかないオリジナルな
旅の記録になる。

サンディアゴ・デ・コンポステーラに着いて
大聖堂に寄った後、まずは、巡礼事務所に
行って巡礼証明書をもらう。

徒歩と馬による巡礼の場合は
サンディアゴ・デ・コンポステーラまでの
最後の100㎞を自転車による場合は
最後の200㎞を踏破することが条件に
定められている。

「フランス人の道」の場合はサリア、
「銀の道」なら、オウレンセからが最後の
100㎞の目安となるので、巡礼証明書を
もらうためにはその地点からスタンプは
必ず1日2個以上もらうように心掛ける。

巡礼の動機として、
「宗教的、または精神的なものを求めて」
という場合のみ証明書は発行される。

この道はカトリック信者の道なので、
やはり精神的に何か向上したい、
何かを得たい、と望むことが大切と
されているからだ。

以上です。



私はサリアからの巡礼を目指します。

とっても楽しみです。(*^-^*)