名古屋城を訪れたのは今回で二回目である。訪れるたびにいつもマジマジと見る写真が一枚ある。
それはこちら↓

・・・スミマセン・・・間違いました・・・。
それはこちら↓

無残な姿で炎上する名古屋城の天守閣。
第二次世界大戦中、執拗な（＝へたくそな）アメリカ軍の攻撃により消失してしまった名古屋城である。
写真は1945年の5月に撮影されたものだが、名古屋への空襲は3月から断続的に行われており
町全体が灰となり多くの犠牲者を出した。

戦争で消失した天守閣は名古屋城だけではなく、有名なところでは原爆で消失した広島城。
その他、空襲のひどかった岡山城、福山城、和歌山城、大垣城などなど・・・。

戦争で消失した天守閣は数知れず・・・。

爆弾を投下したアメリカはひどい国だなぁ～・・・なんて思ってはいけないっ！
戦争を引き起こした日本はひどい国だなぁ～・・・なんて思ってはいけないっ！

戦争はひどい事だなぁ～・・・と思わなければならない！！

で、そんな思いを我が子達にも感じてもらうべく名古屋城へ。

もちろんお決まりの記念撮影もパチリッ！

名古屋城築城400年祭りなのか金のシャチホコ（＝レプリカ）が城から降りてきていた。
やはりでかいっ！

・・・昔、漫画で石川五右衛門（＝泥棒）が大凧に張り付いてシャチホコを盗もうとしていた絵を思い出す。

名古屋城はその急な石垣で有名。

現代のロッククライマーなら登れそうな気がするが、それでも敵の攻撃を受けては不可能だったであろう！？

天守閣はそばで見ると実にでかい！

大阪城より大きく見える。やはり彦根城同様、破風（はふ）の作りで城の見え方が大きく変わる？！

だがっ！

名古屋城・・・離れてみてみるとちょっと”太っちょ”に見える！？

おまけに回廊でつながった櫓（やぐら）も太っちょに見える！？
どちらかといえば現代風の建物の形に近い気がするが・・・（ツッコミ無用！）。

天守閣の中に入る。戦争で焼けた後、鉄筋で復元された名古屋城・・・内部は現代風そのもの。

我が子達に大好評だった”３Dシアター”もある。

そして、次男5歳牡馬には気持ち悪がられたマネキン人形も！

天守閣にあるお土産ショップには長男10歳牡馬に好評だった”金シャチ・チョロQ”も！

金・大好き＆自動車王国・名古屋・・・いずれ実車の金のシャチ車を開発するかも知れない・・・。
”ト●タ・ハイブリットカー・シャッチー・GL”なんて・・・まさかっ・・・。

本丸御殿の復元が行われている名古屋城内。帰りはちょっと遠回りしてみる。

っと！

来る時にはわからなかったが、空掘りの中に鹿を発見！

何故、お堀に鹿が・・・謎である・・・。

まさか戦国時代から空掘りで鹿を飼っていたわけではあるまい・・・。
”ちょっとお堀が寂しいから鹿でも飼ってみるかっ！？”・・・なんていう意見が現代にあったとしたら、
これまた現代風のアレンジということになる！？

リメンバー名古屋城！