
何度もこのチンケなブログで書いているけどフィルム資材の高騰!
20代の頃なんてモノクロフィルムは36枚撮り、1本300円くらいで買えたのにそれが今では一本800円前後!
倍以上の値上げ・・・。
時代の流れなので仕方のないところなんだけど・・・。
特に日本はデジカメ製造では世界シェア8割(おぼろ覚え・・・昨年のデーターかな???ツッコミ無用!)なのでフィルムなんてのはもはや化石扱いになりつつある。
メーカーもとにかくデジタルものの販売に躍起になっている。
フィルムメーカーである富士フィルムがデジカメを発売した時点で、フィルム時代の一時代が終わりを迎えたような気がしたが・・・・。
でっ!
フィルム!
写真の発祥はフランスだが、写真先進国はダントツでアメリカなのである(根拠なき妄想!)
二十歳のビンボ~学生だった頃お世話になったニューヨークの有名写真ショップ(=ユダヤ人経営)、
B&H PHOTO
でフィルムを注文。
写真は・・・
ケントメア(激安メーカー・ロープライス&ロークォリティ・・・(汗))
KMP400 135X100F [KentmerePAN400 モノクロフィルム ISO感度400 長巻き30.5m(100フィート)]
というフィルム。
日本で有名な写真ショップ・ヨドバシカメラではこのフィルム・・・12300円もするっ!
嘘でしょ!
ちょっと前まで4000円くらいで発売していたのに・・・(汗)
ボッタリとは思っていない・・・需要と供給のバランスで仕方のないところ・・・。
アメリカではまだフィルムを使うプロが多いのでフィルムの値段は今のところ一時期に比べ値上げはしたもののまだ安定している。
価格は39.95ドル
アメリカからの送料は12.16ドル
合計52.11ドル(換算レート5940円!日本の半額以下!!!)
注文してから10日ほどで届いた。
このフィルム・・・100フィート(30.3メートル)の長巻フィルム。
36枚撮りフイルム・・・約21本分ある。
どのようにして使うかというと・・・

100フィートのフィルムを完全暗室(もしくはダークレスバッグ)の中で専用のローダーに入れる。
入れてしまえばフィルムは完全密閉状態なので明るい室内でも取り扱える。
パトローネをセットして自分でくるくる巻いて行けば36枚撮りフィルムの出来上がり。
21本はできるので一本あたりの単価は250円ほど!
ビンボ~学生時代の値段で・・・
ビンボ~私、写真人は使えるのである。
この長巻フィルムは各メーカー取り揃えている。
・・・昔は富士フィルムも扱っていたが・・・残念ながら現在ではない・・・。
これでフィルムのランニングコストを気にせずガンガン使える。
デジタルものは2,3年でどんどん値段が下がっていくのに
新発売のデジカメは値段がなかなか下がらない・・・。
最新のものが必ず良いかと言えばそうとも言えず・・・
結局はフィルムに戻りつつある私、写真人なのである・・・。