我が青春よ・・・さらばっ・・・。 | そうべいのブログ

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先日、俳優の原田芳雄が亡くなった。
同じ世代であるカメラマンのドスコイさんからメール。
「原田芳雄がなくなっちゃたよ・・・忌野清志郎が死んだ日以来のショック・・・」
最近ではテレビドラマ・「高校生レストラン」(=実在の話をドラマ化でストーリーはベタ)でその存在感をアピールしていた・・・。

あれこれ印象に残っている映画はあるが、もっと印象に内田裕也・主演制作の「コミック雑誌なんかいらない」でのテレビプロデューサー役。
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クールなイメージがある原田だが、この映画では今で言う”チャラキャラ”を演じている。

プロデューサーといえば・・・この人も出演していた・・・。
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原田と左横に座っているのは実在のプロデューサー・横澤 彪氏である。
「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」の生みの親、80年代に数多くのバラエティー番組を作り、
タモリ・タケシ・サンマという三大お笑い巨頭を作り出した人でもある。
・・・この横澤さんも今年の1月に亡くなっている・・・合掌・・・。

青春の80年代が一つ一つ消えて行く・・・寂しい限りである・・・。

とっ!

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21日木曜日発売の情報誌「ぴあ」が最終号となり廃刊・・・合掌・・・。
これまた我が青春の思い出である・・・

実は美大を卒業して仕事が無い頃、この「ぴあ」のスタッフ募集に応募したことがある。
結構な倍率だったと思うが、何とか面接までこぎつけた。
人気のありそうな制作、編集という部署ではなく比較的人気がなさそうな広告・営業で応募した・・・。
最終面接の日、5人くらい同時に面接をするのだが、ある質問がまずかった・・・。
「自宅の連絡先が書かれてないけど電話がないって事なの!?」
「・・・電話ですか・・・実は・・・お金が払えず止められているんです・・・」
「・・・(無言)・・・アハハハハッ・・・」

”アハハハッ”で見事終了・・・。
正直に言っただけのなのだが、今にして思えば電話代も払えないようなヤツは採用したくないのが筋というもの

採用にならず結構落ち込んだが、今にして思えばば不採用で正解だったかも知れない・・・。
ビンボ~なのは「ぴあ」の面接の頃から変わっていないのだが、このようにブログで能書きを垂れることも出来なかったかもしれないし、好き勝手な事もできなかったかもしれない。
・・・何より、家庭を持ちオッサンになって雑誌が廃刊→失業ではシャレにならないかっ!
出版から出版への再就職が難しいし、他の業種に行きたくてもつぶしが利かない・・・ちょっとセーフな気がする・・・。

「ぴあ」の面接に落ちて以来、一切「ぴあ」は買わなくなるのだが・・・

我が青春の一ページが消えて行く・・・寂しいのぉ~・・・合掌・・・