って、これは当り前かっ
トレセンの馬達は調教の際もゼッケンをつけている。
いわゆる”調教ゼッケン”というもの。
競馬場やテレビの調教風景でごらんになった事のあるファンも多いはず。
美浦と栗東では色分けが違う。
美浦の場合はこんな感じ。
まず二歳馬。”三歳馬以上戦”が始まるまでは緑のゼッケンだが、古馬の扱いが三歳以上になると
このようなゼッケンとなる。黒地に橙色文字。

三歳以上の古馬は黄色地に黒文字。

G1に出走する馬の場合は馬名がはいる。牝馬は赤地、牡馬は紫地のゼッケン。

これらのゼッケン番号で馬を判別する。
撮影する馬のゼッケンを確認しておいてトレセン内をカメラ片手にウロウロする。
その際に必要なのが”ゼッケン番号表”。

撮影すべき馬のゼッケンをメモって撮影に出る。
私、写真人の場合厩舎での撮影を主としているので運動中の馬はあまり撮影しない。
ただ、ゼッケン番号を控えておけば何かと便利な事がある。
お目当ての馬を発見した場合・・・
「うむうむ・・・これから馬場入り(調教)だなっ、あと1時間は厩舎に戻らないぞっ!
その間に他の厩舎の馬を撮影しておくかっ!」
・・・なんて具合に・・・。
でも、アパパネクラスのG1馬はゼッケンを見なくてもすぐわかる・・・さすがは私、写真人!
ゼッケン見ずして馬を見る・・・・本当は担当の厩務員さんの顔で判断してたりするのだけど・・・・。
あと、ゼッケンで面白いのが数字。
「おっ、この馬”777”だぞっ!確変引いて(パチンコのお話)連勝するかっ!?」
「あっ、私、写真人と同じ誕生日のゼッケン・・・がんばって欲しい・・・」
「・・・・・・893・・・・・・怖そうな馬・・・」
等々、夢想j癖は直らない・・・。
厩舎で前もって調教時間を聞けばラクなのだろうけど、広いトレセン・・・それだけで結構時間がかかる。
ならばと飛び込みで厩舎へ行き、撮影する。お目当ての馬がいれば即撮影。いなければ調教の時間を聞いて次に厩舎へ移動する・・・その繰り返し。
タイミングが悪いと後手を踏むことになるのだが・・・。
カメラ片手にトレセンをウロウロ・・・・。
もちろん、歩いていては厩舎の移動だけで一日が終わってしまう。
交通規制もあり調教開始2時間以内は車の乗り入れ禁止となっている。
禁止となっていないのはスクーター等の小型バイクに自転車。
以前はスクーターで移動していたが、トレセンの目の前にあったガソリンスタンドがなくなり給油が面倒になったので最近では自転車を利用している。

警備室からお借りしている”保安隊号”
この日、お借りしたのはハズレの三号車!
・・・三号車・・・乗り心地はまずまずだが自転車のカゴにガタがきていて走るとガタガタ音がする。
この音に馬が反応してビックリしたり、物見をしないか気にしながらの運転・・・。
もちろん、借り物なので文句は言えない

今度、トレセンに行った時には二号車にしよう!・・・あとゼッケン番号表も新しいものをもらおう!!