キャノン MarkⅢ リコール | そうべいのブログ

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先週、競馬場で写真を撮っていると同業者の”どすこいさん”が話しかけてきた。
「600(EF600F4.0)使ってるんだけど、MarkⅡNだとピンがくるけどMarkⅢだとピンが来ないんだよね・・・?」

「欠陥カメラだからである。」

我々の間でも指摘されていたことだ。
以前、”某”カメラ雑誌でキャノンの試用インプレッションを担当しているカメラマンのFさんも
発売前から指摘していた(雑誌では編集部によって削除されていた・・・)。
ア●な競馬カメラマンヤロ~どもはしきりにレンズのせいにしていたが・・・。

リコールはどんな製品にもつき物である。

逐一、全製品発表していると大変な数になるので、重大な欠陥(人体に影響を及ぼす)が
ない限り大々的には発表はしない。
工業製品のリコールなんて毎日のようにある。

問題は発表の時期。

酸欠で人が亡くなった”某給湯器”や、”某石油ストーブ”、火を吹く”某パソコン”に
”某自動車”・・・上げればキリがないが、メーカーの対応はいつも後手になっている。

今回の、キャノンのリコール。

プロサポートからの封書で知ったのであるが、なぜこんな時期に?!
EOS5Dのミラーの脱落も前出・Fさんが以前メーカーにつめ寄ったがメーカーは認めていなかった。
EOS5DMarkⅡを発売してからの発表。知り合いのプロも泣き寝入りで5DMarkⅡに買い替えた人もいる。

今回は、年内に”新型”カメラが発表されるであろうこの時期に発表している。
これは明かに新型を買わすための計略のように思えて仕方ない・・・と思われても仕方ない・・・。
もしくは中古市場の活性化を抑制するものかもしれない・・・。

キャノンってこんなメーカーだったかなぁ~・・・。

私、写真人がいまだに使っているNF-1なんてシャッター回数20万回(=推測)を超えているが、
絶好調である。まだなんとかOHも受けつけてくれる。
最近のデジカメはカメラ本体にデーターが残るため、シャッター耐久を超えると
ユニット全交換の上、OHという”2度おいしい修理料金”を徴収している。

こうなってくると”第二のコンタックス化”がはじまる。

中古カメラの活性化だ。

何十万もする最新デジ一眼を買う金のない人々(=私、写真人、もしくはアマの方々)は
ひとつ”型落ち”の中古デジ一眼を買うようになる(ノートパソコンと同様)。
現在のようにデジカメがこれだけ進歩してくると、型落ちでも十分な性能である。なんら問題ない。
中古市場が活性化すると当然、新品は売れない。現に、去年からデジ一眼の売り上げは落ちている。
反比例して、中古市場の売り上げが上がり始めている。
人々は値段が下がるのを待って中古を物色し始める。
メーカーも新品が売れなくなってくると、魅力のある高額な商品は出しにくくなる。

こうなると”コンタックス化”である。

推定でのデーターであるが、当時、コンタックスの販売市場は新品3割、中古7割と言われてた。
魅力のある、高額な商品・・・特にレンズを発売するも新品は全く売れず。
値段が新品の5~8割で買える中古レンズが売れるようになる。
・・・そうこうしているうちにコンタックスはつぶれ、未だ中古市場で生き残っている。
(ちなみに”ライカ使い”は初めは中古、後に新品で揃えるようになる・・・恐ろしい・・・)

出ましたっ!うちのカミサン(=神さん)の一言。

「・・・大体、パソコンが20万で最高のものが買える世の中なのに、
なんで”カメラごとき”が何十万もするの!?どう考えたっておかしいじゃ~ない?!
・・・OL時代(=”某”有名文具卸し)にいた頃、キャノン販売の人何人も知ってるけど
”営業のキャノン”って有名だったわよ・・・。OAメーカーはダメなのよ・・・。」
「おっっしゃる通りでございます!!」
と、図に乗る私、写真人!
「・・・アナタ、キャノンの頃、言ってなかった!?
”キャノンは良いメーカーだなぁ~”・・・て・・・。
アナタみたいなア●なカメラマンがいるから、メーカーも商売が成り立つのよっ・・・」

カミサン(=神さん)に内緒で”実は中古でライカも集め始めてま~すぅ!”とは口が裂けても言えない。
・・・そんなこと言おうモンなら、即”緑の書類(=離婚届け)”が突きつけられる・・・。
く・わ・ば・ら、く・わ・ば・ら・・・。