「コレ、デジカメじゃないんだよね。」と私。息子の中では写真はすぐ見れるものと思っているらしい。
で、その息子に銀塩カメラを渡しドライブ中に夜景を撮影してもらった。
スローシャッターではあるがなかなか良く撮れている。彼にこの写真を見せたが撮影した時のことは
ほとんど覚えていないようだ。ただなんとなく、車の中でシャッターを切ったということだけは
覚えている。そうなんだよね、デジカメだと一番大事なシャッターを切った瞬間の感情が
薄れ気味になる。感情が薄いもんだから次から次へとシャッターを切るようになる。
フィルムだと多くても36枚撮ったら一度は終わり。新しいフィルムを入れることで気持ちが新鮮になる。
デジカメはお手軽だけどなかなか気分が新鮮にならないので、新しいデジカメを買って気分を新鮮にする。
これって銀塩より不経済だったりしてね。