最も一般的に使われているのは、アルギン酸塩(アルジネート)印象材だろう。
概形印象ではアルジネートのみで、精密印象ではアルジネート＋寒天の連合印象。国内で最も普及したやり方であろう。
何故、アルギン酸塩印象材が多く使われているかだが、健保適応に負う所が大きいと考えられる。
ようするに、安価であること。
精度を考えれば、もっと優秀な印象材があるのは歯科医なら誰しも知っているのだが、健保適応でない材料は自費になり高額の医療費がかかる。
厚生労働省は医療費削減することしか念頭になく、特に生命に直結しない歯科では先進諸外国のスタンダードとは乖離した古い材料を健保適応に指定している場合が、多く見られる。
アルギン酸印象材よりも、コストはかかるがシリコン印象材やラバー系印象材の方が遥かに精度は良いので、自費診療に於いては当院では寒天＋アルジネート連合印象は行っていない。
【 超音波スケーラーをご存知ですか？】
《神田錦町歯科・新御茶ノ水駅から徒歩３分》
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