マージンの位置とは、どこまで削るか、言い換えれば、どこまで覆うかである。
前歯から小臼歯にかけてはマージン位置が審美性を大きく左右する。
例えば、犬歯から犬歯まで歯頚線(歯と歯茎の境目)が正中を中心に左右対称であることは自然な顔貌には必須であろう。
マージン位置の設定を間違えれば、簡単に対称性を障害できる。
また、マージンを隣在歯と揃えるために歯を移動させたり、歯槽骨を削ったり、歯肉を切ったり足したりするのである。
マージンの位置をどこに置くか、作るかは、審美も予後も左右する、重要なステップで、我々歯科医を常に悩ます問題である。
◆第五号が配信されます！ 『週にいっぺん、歯の話』
《神田錦町歯科 新御茶ノ水駅下車 徒歩３分》
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また、マージンを隣在歯と揃えるために歯を移動させたり、歯槽骨を削ったり、歯肉を切ったり足したりするのである。
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