歯周外科手術は分類すると様々な考え方や目的がそれぞれの術式にあり多岐に渡るので、最も一般的なフラップ手術、Flap operationについて書く。



フラップ手術は歯肉剥離掻爬術とも呼ばれ、歯肉を歯や骨面から剥離し、歯石、不良肉芽など歯周炎の原因因子を除去する方法である。


簡単に言うと、歯茎を切って剥がして開いて、良く見えるようにしてやって、汚れを取りましょう、というわけだ。


ただし、このフラップ手術も様々なアプローチの仕方があり、結果も各々で違ってくる。


歯肉切開の入れ方、縫合時に歯肉を元の位置に戻すのか、下げるのか。


ポケットの深さ、前歯か奥歯かなどなど、施術する歯の条件に合った手術法を選択しなければならない。


縫合法一つみても10種類以上の結び方があり、その選択一つで術者の技量も推察できよう。




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