再評価。


歯周ポケットの深さ、歯の揺れ具合(動揺度)、歯肉からの出血の有無を残存歯を一本一本調べていく。


これらのデータを総合的に判断し、歯周外科処置を行うかどうかを決める。


以前は歯周ポケットの深さを重視し、4mm以上の部位は要歯周外科と言われていた。


最近はポケットの深さも重要だが、ポケット測定時の出血の有無を重視する傾向にある。


出血するということは、炎症が起きていることで、即ち歯周炎が進行している状態を指す。


逆に出血しない歯は炎症が現在は治まっていてプラークコントロールが為されていると考えられる。


よって、ポケットが4mm以上あってもポケット測定時に出血しない歯はコントロールされていると考え歯周外科処置まで行なわないことが最近は多い。





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