歯石除去

プラークコントロールができることを確認したら、やっと歯石除去に入る。


歯垢(プラーク)はブラッシングで除去できるが、歯垢が石灰化した歯石はブラッシングで取り除くことは不可能。


歯科でスケーラーと呼ばれる刃物で除去することになる。


スケーラーには手用スケーラーと超音波スケーラーがあり、当院ではどちらも使用している。


以前は超音波スケーラーより手用のそれの方が繊細な操作が可能と言われていたが、最近では超音波スケーラーにも良くできた機種があり、部位によっては超音波の方に分がある場合も多く、一概に手用スケーラーが良いとは言えないのが現状であろう。


当院で使用しているスプラソンP-Maxという機種は先端のチップが様々な形状のものが揃っていて、かなりの深さのポケットにも対応できる優秀な超音波スケーラーと言えよう。


これら、手用、超音波、それぞれを使い分けて歯の表面及び歯の根の表面に付着している歯石を除去する。

歯石を除去することをスケーリング(scaling)という。