こんばんは。

嗅覚反応分析アロマサロン「mina」

嗅覚反応分析インストラクター・うちだです。


アロマの力を借りて

物凄い困難を乗り越えた好子さんは

待ちに待った食事が始まりました。


…と言っても流動食。


さぞ楽しみだっただろうと思いきや

なかなか食が進まないと看護師さんから

報告を受けました。


本人に聞くと「食べた!」と云うけれど。


しまいにはベットの横でその話をしていると

目を閉じてたぬき寝入りをする٩(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)۶


「娘さんからなら食べると思うので残した豆乳プリンを食べさせてもらえますか?」と言ってくれたのでさっそくベットを起こしてもらい、ゆっくり口へ運んで行く。


「ご飯を口から食べないと栄養がつかないから一生懸命食べないとダメだよ」と言い聞かせ、言い聞かせ。


少し前に廊下で外科の先生に出会して

話をした時に


「お母さんにお腹空いたでしょ?って聞いたら

空くに決まってるっしょ!って言われました笑」


ひえー😱💦

先生、すみません💦申し訳ありません💦と

焦ったばかりなのに食べないとは何事!


でも友人の看護師に話したところ「2週間、モノを食べなければ飲み込む力も弱くなり食べることを忘れちゃうんだよね」と教えてくれた。


そっか。

そういうもんなのか。


嗅覚がこれだけ大事と云うことを身をもって感じた私は味覚について少し考えた。


自分ならどうかな?

刺激のある味、冷たい暖かいの違い。

なにかアクセント、リズムがあると違うかな?

と思い、珈琲が飲めないから珈琲ゼリー、いちご味のヨーグルト、りんごや人参、ビーツのジュース

、暑い日にはハーゲンダッツのバニラアイス(栄養価が高いと信じているので😆)を用意してせっせと口に運んだ。


でも3度の食事の時は付いていれないので

壁に張り紙をした。


病室が変わる度に看護師さんがこの紙も引越しして貼ってくれた。


「手がしわくちゃで硬くなってきた💦」と云うので

「ゆっくりグーパー、グーパーの運動をするといいよ」とそれも書いて貼った。


病室の入口のカーテンをそーっと開けたら

病室の天井を見ながら一生懸命グーパーしている姿に会った。


今、できることは限られている。

面会できるだけでもありがたいこと。


看護師さんからも

「ほら!娘さんと約束したんですもんね。と言って一生懸命ご飯食べましたよ」と話してくれた事もあった。


あっという間の2ヶ月だった。


明日は今後のことを

病院、施設長、ケアマネさんと話し合う日。


一難去ってまた一難。


それでも好子さんは護られていると思うから

きっと大丈夫。


今日

「私、長生きする!」って宣言してたから笑


私も  なにかできること  を探して行くよ。