便り
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今度は日本で、また地震が発生した。地震が起きた山肌崩壊の画像を見ていたら、ふと山奥も山奥!の所に暮らしているあの人はどうしているかなー、と思いを馳せました。それはラオスに住むカムケン君のことです。
カムケン君は日本でいえば小学校1年生の男の子、両親と共に住む子供です。彼が健康に育つため、彼の家族のため、そこの地域開発の実施地域に住む人々の自立に向かう支援をする。私は今年初めから長年の願いの中の一つ、「したいこと」 「やるべきこと」をやっと始めました。
これって、支援=お金を送るだけで済むのか、いえっ、そうではないと、私は思います。支援(ピンクの部分)は地域が自立できるようにサポートすることが目標であるので、そこに納得して始めました。1日に150円(1か月4,500円)、
1の単位に直してみると目標が立てやすくなります。(=⌒▽⌒=)1日の目標が達成できるとそれがカムケン君やそこの地域の自立達成を自分も一緒にしているという意識を持てます。小さくてもいい、できることからすることで人々との「つながり」を持つ。彼が学べ、普通に健康に暮らせ、地域の開発が進みますように!
〈カムケン君からの便り〉Top & Bottom 左上に象さんの絵→仏教国なので意味があるよう
です。諸説あるようで、「争わない平和な心」を表しているとか、etc.
【お手紙の内容】 カムケン君直筆。英語で翻訳文が添付されます。
三人兄弟、得意な学科はお絵かき、好きなお遊びは縄跳び、お手伝いは子守、
町からかなり離れた山間、農村地帯に住み、道路状況はよくなく、天候は
風が強く雨が多いでーす。(3月ごろのこと)お便りを楽しみに待ってます。
(soraへ)
そこはどういう所?
切り立った山〃と谷が多く、農業だけでは生活が困難、父親は出稼ぎに行き、
生計を支えているようです。また、ラオス国民の保健問題も深刻で、5歳未満の
40%が栄養不良です。カムケン君の住む山間部ではさらに高率の栄養不良が
存在するようです。安全な飲料水がない地域が多く、下痢、寄生虫がよくみら
れマラリアは90%の村々で最大の問題となっています。
洪水、干ばつなど大きな被害を及ぼす自然災害に加え、貧困の原因となり、
住民を弱らせている問題は、農害虫、ねずみ、動物の伝染病、
不発弾、 麻薬などがあります。
これらの貧困状況から抜け出ることを目ざし、農・工・サービス業における発展
・誕生時の余命の伸び、識学率・入学率・5歳以下死亡率など、到達目標指数
をあげる側面のサポートなのです。
日本は、戦後しばらく経ったころから多くの戦争孤児や障害を持った子供たちの支援を外国から受けました。私たちは、してもらうばかりでなく、できることから、何かで恩をお返しできないかなー、と思います。今日のブログはちと硬くなりましたが、ほんとうは、やわらかいことなんですよねー。
「何もかも」ではなくとも、「何か」はきっとできるはず。
今日は何の日?
今日は何の日?『お稽古』の日だそうです。子供が指を数えるとき日本では五つまでは指折りをして数えますね。六歳になると「六っつ」目の指を立てられるようになるので、→→『子が立つのは六歳』、つまりお稽古事は六歳から、という言い伝えがあるそうです。
幼い子等を見ると、神の子ではないかと思うことがあります。
そんなことを聞いた日、いつもと違う道を歩いていると、葉の美しい高木に出合いました。
〈桂の木〉カツラ科。落葉高木。北海道から九州まで分布している。高さ30mにもなる
大経木が多い。水分の多い肥沃な土地を好むので渓流沿いなどによく生えるそうです。
あまりの美しさに目を奪われ、なんだかか守られている気持
「風薫るこもれびの下見あげれば
ぼこぼこ樹に神の葉あるらし」
京都の葵祭りでは葵の草を祭りのおみこしや衣装に飾るのでそう呼ばれているが、なんと桂の枝葉も
同じようにこの祭りに用いられる。これは桂のことを別名カモカツラと呼ぶ所以でもある。
加茂神社では葵草を神草としているが、同じ京都の日吉大社と松尾大社では、桂を神木として
扱い、葵と桂を飾る祭りをする。葵は加茂神社の「女の神様」、桂は日吉と松尾の「男の神様」
を象徴しており、この二人の神様が結ばれたという神話に基づいて、これらの祭りに葵と桂を飾
るとのことである。
白雲木
五月のある日、公園で大空を見上げながら歩いていたら、仄かにかぐわしい香りがふっと通り抜けていった。そういえば、先週そろそろ咲くかなと期待していた白雲木の花の香りであった。ふと立ち止まり、思いっきり呼吸をしてみた。
この世のものと思えないほどの香りは、私を暫くの間、夢の中へ誘ってくれた。翌週もまた、かすかな期待を持ちそこへ行ってみたが、もう同じ思いは味わえなかった。花の命は短い。されどまた一年後、同じ季節にまた花を咲かせ、私たちはその生命の息吹に再会できる。
〈白雲木〉エゴの木科
かぐわしき白雲(しらくも)の下立ちすくむ
まだ花は咲かないが葉っぱだけは一人前