
シンザン
シンザン 1961.4.2
父:ヒンドスタン(St. Simon系)
母:ハヤノボリ
母父:ハヤタケ(ヘロド系)
明治40年(1907年)
小岩井農場
(小野義眞・日本鉄道会社副社長 岩崎弥之助・三菱財閥岩崎弥太郎
の弟 井上勝・鉄道局長 三名の
頭文字から「小岩井」と命名
された農場)がイギリス🇬🇧から
20頭の繁殖牝馬を購入
その中にいたのが、
ビューチフルドリーマー
Beautiful Dreamer
1903 栗毛
父:Enthusiast(スターリング系)
フロリースカップ Florries Cup
1904 黒鹿毛
父:Florizel(St. Simon系)
アストニシメント Astonishment
1902 黒鹿毛
父:Quickly Wise
キーンドラー Keendragh
1898 栗毛
父:Enthusiast(スターリング系)
プロポンチス Propontis
1897 鹿毛
父:Ravensbury(スターリング系)
等の〝小岩井の牝系〟
五冠馬シンザンの5代母が
その内の1頭
ビューチフルドリーマーです。
ビューチフルドリーマーに
インターグリオー(St. Simon系)
を種付して産まれたのがシンザン
の4代母第三ビューチフルドリー
マー
インターグリオー 1899
父:Childwick 1890
祖父:St. Simon 1881
Childwickは、St. Simonの
ミニモの遺伝を受け継ぎ、
インターグリオーは、Childwickの
ミニモの遺伝を受け継いでいる為
このビューチフルドリーマー系の
繁殖牝馬にSt. Simon系を種付して
も近親交配にはならなかったと
思います。
シンザンの父ヒンドスタンは
St. Simon系ですが、そもそも
ヒンドスタンの父Bois Roussel
がその父Vatoutの8歳時の種付で
誕生しているのでミニモの遺伝に
よりSt. Simonの影響はゼロ。
父方と母方に名前の見える
Gainsborough(ハンプトン系)。
血統表上はGainsboroughの
4✕4ですが、ヒンドスタンの母
Sonibai 1939がその父Solario 1922
のミニモの遺伝を受けている為、
ここでも近親交配の影響はなさそ
うです。
しかし、不思議なのがシンザンの
調教師武田文吾先生が、生まれた
ばかりの仔馬(シンザン)を数分
みて購入を決めた理由です。
「ヒンドスタンの仔というより、
トウルヌソルのような体型だった」
「以前からトウルヌソルの仔なら
すぐ判った」と言う記録から、
シンザンは仔馬の時、父のヒンド
スタンではなく母方の曾祖父トウ
ルヌソルに似ていた事。
先生の好みの馬だった事は理解出
来るのですが、計算上はトウルヌ
ソルは出て来ないはず、、、
う〜ん
やはり血統は難しいですね。
だから面白いのですが。