産休2日目に入り、ちょこちょこと家中を片付けている現在…。












本日は娘達2人がお友達のお宅に遊びに行っているため、正直助かるっ‼️














この機会に断捨離をバンバン決行しています。













…と先ほど、同僚よりラインが…。














私のプライマリー(受け持ち患者さん)だった方が無事に施設へ退院されたとのこと。













退院前カンファレンスも済み、後は退院日を待つだけの状態だったため、無事に退院できてホッと一息。














これは病棟あるあるなのですが、今まで病状が落ち着いていた患者さんが、退院日が決まった途端、発熱したり転倒したり…とハプニングが起こるのはよくある話…。それで退院が延びてしまう…。













今後の方向性がスムーズに決まる患者さんはごく僅かなため、受け持ちナースとしては嬉しい話なのです。












…というのも、急性期病棟につとめていた頃は知らなかった現状。














病状が回復し元気に自宅へ退院する…のが当たり前と思っていました。












しかし、高齢化社会が進んでいる慢性期病棟では帰りたくても自宅へ帰れない事情がたくさんある…。













この受け持ち患者さんに関しては、独居で身内がおらず、片麻痺が残ったため一人暮らしは不可能。















後見人を選定後、介護保険を申請。














要介護3の認定がおりたため、特別養護老人ホームに退院が決まりました。つまり、まだラッキーな方。













特別養護老人ホーム、通称、特養は費用が安くすみ、生涯入所…が基本なため人気があるのですが、介護保険のハードルがある…。












要介護3以上でないと入所不可能。














決まりは決まりとして仕方ないと思うのですが、ならば要介護1や2、要支援の患者さんはどうなるのか…?
















家族の介護力が十分であるお宅であれば住宅改修を行い、日中はデイケアを利用し自宅へ退院も可能…。













しかし、独居の方は?













年金が少ない方は一体どうなるのか?














それは子供や身内が面倒を見ないと‼️と言われそうですが、なかなかそうもいかない…。














身内であっても自分たちの生活があり、援助をお願いするのは厳しい場合が多い。













それは我が子であっても同様。












子供がいるから老後の世話は安泰…なんて時代ではなくなっているのです。












そのための介護保険…ではあるのですが、今までの高齢患者さんを見て感じるジレンマ…。














えっ⁉️このレベルで要介護5がおりたのっ⁉️なんてこともあれば、なんでこの方が要支援しか認定されないの…?と感じることも多々ある…。














つまり、調査する方、自治体によってかなり差があるのです。自治体側としては公平だと言われるかもしれませんが…。
















一様に介護保険といっても様々なハードルがある…。














いつかは…いや、近い将来…我が身にふりかかってくる現実。














決して他人事ではないのです…。