最近、映画の感想をブログに書いていない。

 実は映画自体は何本も見てはいるのだがほとんどが面白くなくて悪口大会になるので書けないのです。

 なので昔見た良かった映画の感想を書こうと思う。

 良くお勧めの映画を聞かれたときに「バックトゥザフューチャー」と答えるとダサいとか、今は再評価されているのでダサくないとか色々言う人がいますが私は「バックトゥザフューチャー」は好きです。

 ただ点数をつけると100点満点で70点の好きさです。

 何度見ても面白い傑作ではなく見る度毎にちゃんと飽きて来る良作という評価です。(今は見ても何の味もしません。)

 あと2と3はあまり好きではなく点数的にはどちらも50点です。

 (「腰抜け」と言われて一々我を忘れる主人公の自己演出が初見のときから1ミリも受け付けませんでした。一昔前のアイドル歌手を見て失神して本当に失禁して自分のファン度数の高さを表現するファンみたいで…)

 

 なのでバックトゥザフューチャーの感想ではなく「アトランティスの心」という映画の感想を書きます。

 あとくれぐれもディズニー暗黒期?の「アトランティス」ではないので御間違いなく。

 「アトランティスの心」はスティーブンキング原作、アンソニーホプキンス主演の超能力を題材にした映画です。

 ちなみにスティーブンキング原作の映画、実は私はあまり好きではありません。

 「スタンドバイミー」も「キャリー」も「シャイニング」も「イット」も「グリーンマイル」もほとんど合いませんでした。

 でも「ショーシャンクの空に」だけは大好きで100点満点で何度見ても毎回面白いです。

 そんなスティーブンキング作品なのであまり期待しないで見始めたのですがこれがとても面白い。

 ショーシャンクと同じレベルで凄い作品なんです。

 アンソニーホプキンスの子供への接し方がとにかく凄いんです。

 その日常的な接し方がすでに超能力全開になっているところがこの作品のとてつもない奥深さを物語っているのです。

 優しさってある意味超能力の一種なんですよね。

 「スタンドバイミー」で感動している人がこの映画を見たらどんだけ大感動するのかが知りたい。

 子供から大人まで家族で見て全員が間違いなく面白さと善なる感動を体験できる最高傑作だと思います。

 もちろんスティーブンキング原作なのでただ優しいだけの映画ではありません。

 嫌~な場面も怖~い演出もちゃんとあって緊張感満点です。

 そんな最高の映画なのに意外と見ていない人が多くてもったいないなぁと思います。

 テレビでもあまりやらないのは何故でしょう…不思議。

 子供に見せたい映画ナンバーワンでそれでいて自分も何度でも見たい映画。