happyちゃんの『幸せの教科書』より
『あなたがいい気分である以上に大切なことは何もない』
この言葉にかなり衝撃を受けました。
確かに!これが幸せというものの在り方じゃないのか!!?
まぁ、まずはこの本に出会うまでの私について説明させてください。
私もいろいろありました。
新卒入社で入った会社はスーパーブラック。
私に仕事を丸投げして定時に帰るOJT。
もちろんOJTから指導があったことなど一度もありません。
隣の先輩はもっとひどい。
話しかけても基本無視。
他部署間との仕事をもらうため一緒にその部署に行ったのですが、
なぜか走っていく!!
なぜか階段一個飛ばしで駆け上る!!
馬鹿なの!???私をまきたいの??
意味が分からなすぎて最初は戸惑いました。
これが本当のパワハラ(体力的嫌がらせ・・・)
もちろん教え方も意味不明。
人材育成の概念を全く持ってないよく分からない部署でした。
ちなみに課長からは普通のパワハラを受けてました。
「お前といるとイライラする」
「お前が冗談言ってもイライラするだけだ」
「優秀すぎて逆に気持ち悪い」
かなり会計知識が必要な部署だったので毎日コツコツ勉強して、
教えられた仕事も二度聞きせず、一回で覚えるようにする。
愛想笑いだけど、笑顔は絶やさず仕事をしている。
それなのに気持ち悪いって・・・・!!!!
そしてOJTから丸投げされた仕事を終電ギリギリまでやって、
朝は5:30に通勤。
7時到着。
朝の時間に会計の勉強を進めて仕事の準備をする。
そんな毎日でした。
そして半年たっての課長との個人面談。
第一声。
「あなた会社にちゃんと早めに来てるの?」
は・・・・・・・・・
はああああああああああああああ!?????
課長なんだから、私の勤怠はパソコンで見れるでしょうに!!!
あまりの悔しさに泣きました。
そうしたら課長は「普通社会人が泣くかぁ?」とだけ言って部屋から出ていきました。
その日から私は頭がおかしくなったのか、剃刀で太ももを切っていました。
心の痛みより、身体的痛みの方がまだ痛い。
だからまだ大丈夫。
そんな思考をしていたと思います。
それでまぁ、やりすぎちゃって。
家族にバレたのですよ。
親が怒る中、私は声を上げて泣きました。
床を何度もこぶしで叩いて。
その時兄が「会社を休職すれば?休職理由は精神科の病院に入院したとしちゃえば、しばらくの間会社の人と面談とかもないだろうし」
その言葉で、精神科病院に入院。
課長とOJTが面会したいと言ってきたけど、病院の規則上、家族以外の人との面談はしてはいけないとあり、断る大義名分ができたわけ。
最高じゃないか!!!
退院したら人事部に電話で部署異動をお願いして、晴れてブラック部署から逃げ出せたのでした。
そして、
それからが悲劇でした。
怖くて会社行けないの。
朝になって支度しないといけないのに体が動かない。
不安で心が押し潰されそうになる。
呼吸もうまくできず、過呼吸になる始末。
そのまま一ヶ月通勤できなくて、会社から解雇されました。
・・・今思えば、会社を訴えたりとかできたのかなーとか思うけど、
当時の私の心は不幸の奥深くまで沈んでいました。
何もやる気が起きない、食欲もない、夜は泣いてばかりでなかなか眠れない。
抗うつ剤も睡眠薬もその時は全く効かなかったです。
それでもこの状態はダメだ!と思って、無理やり散歩しました。
それでもちょっと歩いただけで、息が苦しくなってすぐに家に戻って・・・
そんな繰り返し。
私の人生何もないわーって自暴自棄になって。
それからなんでだろう、今まで全く使っていなかった給料たちが結構な量あって、
それなら何か好きなものでも買ってやろうと思い、ネット通販しました。
その時に出会ったのです。
happyちゃんの『幸せの教科書』に!!!
ちょうど今の私にぴったりかも。
漫画で読めるし、楽しそうだしで即ポチりました。
読んでからは目からうろこなことばかり!!!!!!
たった一冊の何気なく選んで読んだ本にここまで人生を左右されるとは思いませんでした。
本の感想はまた次回に!