書こうと思ったネタたっくさんあるのに忙しさに振り回されてるうちにその思い付いたネタもどっかに飛んでっちゃったんだけど
新しいネタがやってきたので書こうと思う。
わたしの父のセンスについて。
そしてそのセンスの真意について。
先日お陰様でひとつ歳を重ねることができました。
人の誕生日はゴリゴリに祝わせて！タイプでお祭り騒ぎを起こしてでも喜ばせたいと必死になる人間だけど
もうすっかりわたしは自分の誕生日はどーでもよくなってしまった。笑
だってもう歳とりたくないもんね。
もうめでたいかどうかわかんないもんね。
永遠に20代でいたいもんね。
誕生日が怖くなるなんて聞いてなかったよね。
だけど普段頻繁に連絡とらない友達と連絡取り合えるきっかけは誕生日だったりもする。
歳をとるのは嫌だけど
歳をとるその日は学生気分に戻ってあの時の普通みたいに1日に何人もの友達と話せた気になれたりして
それはちょっとやっぱり嬉しくて楽しみだったりもするから、100%誕生日を嫌いにも思えなかったりもする。
でもやっぱもう歳はとりたくない。間違いない。
だけど、親というものは
いくつになっても娘や息子の誕生日は喜ばしい日らしい。
忘れられないし、感慨深くもなれるらしい。
そしてわたしの父は特にそうで
わたしの誕生日は多分死んでも祝いに来ると思うってくらいの勢いで毎年連絡をくれる。
わたしの誕生日にならって
6:04にLINEをしてきたり
0:00だってある。
楽しみで2日前くらいに「あと2日だね〜」とか送ってきたりもする。女子より女子。
そして毎年誕生日プレゼントも忘れないでいてくれる。
わたしが欲しいと言ったものの年もあれば
扇子や、スーツ、どこかちょっと良さそうな美味しいもの、
とにかくわたしが喜ぶものを毎年考えてくれるんだなっていうのは痛いほど伝わって。
それがだいたい仕事先から送ってくるから
誕生日の数日前に届くこともある。
私にとってはこれが
「そろそろ歳とるぞ」の合図。
で、今年も届いたってわけ。
なにがっていうと
地球儀が。
地球儀が届いたんだよ。
どでーーんとしたおっきい箱を宅配便のお兄さんが担いで来たと思ったら
中にどでーーんとした地球儀が鎮座してたってわけ。意味わからん。
毎年それなりに(?)プレゼントはちゃんと(?)してたというか、
「え？！なぜこれ！？」みたいな
プレゼントはなかったから
一瞬「頭でも打ったんじゃないか」と心配になった。
プレゼント送られてきて
頭打ったか心配することになるって中々ない。
で、すかさずLINEをした。
地球儀が届いたんですけどこれはもしかして…と恐る恐る聞いてみたら
迷いも躊躇いも感じさせない速さで既読がつき
「お誕生日おめでとう！」ときた。
やっぱり。
頭打った可能性は消えた。
元気みたいでよかった。
でも。なんで地球儀。
気になりすぎたわたしを察したかのように父は電話をかけてきて、
「この間最近元気がなくなるようなことが
多く起きるって言ってたから
元気は出せなくても笑えるようなことしてやろうかなって思ったら誕生日が近かったから、
誕生日プレゼントに「なにこれー！？」って
笑えるものが届いたらいいんじゃないかと思って浮かんだのが地球儀だったんだよ！笑えたか？」
と言った。最後に
「ちゃんとした笑わないプレゼントはまた送るからな！誕生日くらい笑えよ！」
と締めて、これから会議だから！とそそくさと電話を切られた。
切られた電話と、目の前に鎮座する地球儀。
交互に見つめながらこの箱をあけた時を思い返した。
こんな大きい箱、なんだろう、こんなものに入って届くものってなんだろう
そう思ってドキドキして開けて地球儀が出てきたときわたしは………
そうだ爆笑したんだった。
優に「なんか地球儀が来たんだけど！！！！」
って見せに行って
ふたりでゲラゲラ笑った。
パパ頭打ったんかな？わたしいくつになったかわかってんのかな？と言いながら
たしかに笑ったんだよなあ。
最近色々な良いことも悪いことも重なって
笑ってないで考えなきゃいけないこととか
兎にも角にもいろんなことがあって
それを電話で父や母に話していた。
その矢先にやってきたわたしの誕生日だったから父は良いタイミングだと考えたらしい。
そんな父の思いを知って
少し胸がキュッとなった。
可愛いとすら思った。
これだからわたしはパパっ子から卒業できないまま。
いつまでもパパ大好き！な娘のまま。
だがしかし………
でも…やっぱり…………
こんなおっきい地球儀どうしたらいいんだよーーーーーおおおおおお！！！！！！！！！！！！